【函館 元町公園】基坂の頂から港を見下ろす!洋館・幕末の歴史・アクセス・所要時間解説

訪問:2013年7月

坂の頂から港を見下ろす北の迎賓館:元町公園が紡ぐ異国情緒

港に向かってまっすぐに伸びる石畳の坂道「基坂(もといざか)」。その坂を上り詰めた高台に,青空と海のブルーに鮮やかに映えるパステルイエローの洋館がそびえている。旧北海道庁函館支庁庁舎をはじめとする歴史的建造物を抱く「元町公園」である。

ここはかつて,江戸時代に箱館奉行所が置かれ,明治時代には北海道庁の支庁が設けられた,いわば函館の政治・行政の中心地であった。幕末から明治へと大きく時代が揺れ動くなかで,ペリー来航や開港の歴史をじっと見守り続けてきた歴史の特等席である。海風が心地よく吹き抜ける公園のテラスからは,眼下に広がる函館港と函館どつくの美しい景観が一望できる。本記事では,元町公園の圧倒的な見どころ,洋館群の魅力,アクセス方法,所要時間,そして混雑を避けてゆっくり撮影を楽しむコツを余すことなく解説する。

この記事でわかること
  • 「元町公園」および「旧北海道庁函館支庁庁舎」などの入園・入館情報(2013年訪問当時)
  • 函館市電「末広町」からのノスタルジックな徒歩ルートとアクセス
  • 基坂のトップから狙うSNS映え抜群の撮影ポイントと幕末の歴史雑学
  • 元町エリア散策の所要時間と周辺のおすすめホテル・旅行手配術
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元町公園の基本情報・アクセス

函館市電(路面電車)の「末広町」電停から基坂を上ること数分。港町の風情を全身で感じながらアプローチできる絶好の立地である。

基本情報(2013年7月訪問当時)

項目詳細内容
所在地北海道函館市元町12
開園時間散策自由(公園自体は24時間開放)
入園料金無料(公園内の旧旧函館区公会堂などは別途入館料が必要)
主要施設旧北海道庁函館支庁庁舎(旧元町観光案内所),旧開拓使函館支庁書籍庫など

アクセス方法と駐車場情報

  • 函館市電(路面電車)でのアクセス
    「函館駅前」電停より市電「函館どつく前」行(5系統)に乗車し,約10分。「末広町」電停で下車,基坂を徒歩約5分上る。
  • バスでのアクセス
    函館バス「元町公園前」バス停下車すぐ。
  • 車でのアクセスと駐車場
    JR函館駅より車で約10分。周辺に公営の有料駐車場(函館市元町観光駐車場など)が完備されている。

実際に行ってわかった見どころ・楽しみ方:明治の洋館と港のパノラマ

元町公園はただの広場ではない。歩みを進めるごとに幕末・明治のロマンを感じられる贅沢な見どころが集積している。

どこから切っても絵になる「洋館群」と「旧北海道庁函館支庁庁舎」

公園の象徴とも言えるのが,1909年(明治42年)に建てられた「旧北海道庁函館支庁庁舎」である。和洋折衷の木造2階建て建築で,パステルカラーの意匠が青空に良く映える。さらに公園の上手には,絢爛豪華な擬洋風建築の最高峰「旧函館区公会堂」がそびえ立っており,明治のモダンな空気をそのまま閉じ込めたかのようなロケーションが広がる。

基坂の頂から見下ろす「函館港のパノラマ絶景」

公園の中央段に立つと,足元からまっすぐに港へ向かって伸びる基坂と,その先に広がる青々とした函館港の海が一望できる。かつて明治時代,この坂の根元に道路の起点を表す「里程標」が置かれたことから「基坂」と名付けられた歴史を持つ。港を行き交う船や海風を感じながらカメラを構えれば,映画のワンシーンのようなノスタルジックな写真が撮影できる。

幕末の歴史が息づく「箱館奉行所跡」の碑と書籍庫

公園内には,かつてこの地に箱館奉行所が置かれていたことを示す石碑や,赤いレンガ造りが印象的な「旧開拓使函館支庁書籍庫」が佇んでいる。火災から貴重な書類を守るために耐火煉瓦で作られた小さな建物であり,積まれたレンガの質感に幕末から明治へと続く歴史の重みが宿っている。

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訪問前に知っておくべき「混雑状況」と「所要時間」

元町公園周辺は函館屈指の観光ゾーンであるため,時間帯による人波の変化を押さえておくことが重要である。

混雑しやすい時間帯とおすすめの訪問時間

  • 混雑する時間帯(11:00〜15:00頃)
    修学旅行生や観光バスの団体,カフェ巡りを楽しむ旅行者で公園や周辺の坂道が賑わう。無人の洋館や坂の絶景写真を撮影したい場合は混雑を避ける工夫が必要である。
  • おすすめの訪問時間(朝8:00〜9:30)
    朝一番の訪問が最も推奨される。斜光が差し込む美しい洋館と,人影のない石畳の坂道を独占でき,港町の爽快な朝の空気を存分に味わうことができる。

散策に必要な所要時間の目安

  • サクッと見学&写真撮影:約30分(公園内を散策し,基坂からの景色を撮影)
  • 周辺の洋館見学も含めてじっくり:約90分〜120分(旧函館区公会堂やハリストス正教会,周辺のカフェ立ち寄り)

チケットの予約方法・お得に行くコツ

元町公園自体は24時間開放された無料の公園であり,予約なしでいつでも立ち寄ることができる。

市電1日乗車券と共通入館券の活用法

  • 「函館市電1日乗車券」の活用
    函館駅から市電で「末広町」へアクセスし,さらに五稜郭や湯の川温泉へ巡る場合は,大人600円で購入できる「市電1日乗車券」を購入するのが大変お得である。
  • 洋館めぐりの共通券
    公園の上手にある「旧函館区公会堂」など周辺の有料歴史的建造物を複数見学する場合は,窓口で販売されている「共通入館券」を購入すると,個別にチケットを買うよりも割安になる。
  • 旅の手配・宿泊予約
    函館までの航空券,JRチケット,周辺のホテル予約はポータルサイト(楽天トラベル等)を活用し,早めに一括手配しておくのがスマートである。

周辺のおすすめスポット・併せて泊まりたいホテル

元町公園は散策の拠点に位置しており,徒歩圏内に函館を代表する魅力的なスポットが集結している。

徒歩で行ける周辺観光地

  • 八幡坂(はちまんざか)(徒歩約5分)
    海に向かって一直線に伸びる木々に囲まれた坂道。函館で最も有名な「坂の絶景」として知られる。
  • 函館ハリストス正教会(徒歩約7分)
    白壁と緑の屋根が美しく,「ガンガン寺」の愛称で親しまれるビザンチン様式の歴史ある教会。

元町・ベイエリア周辺のおすすめ宿

元町公園やベイエリアへ徒歩でアクセスできるホテルを拠点にすると,朝夕の静かな時間帯にノスタルジックな街並みを散策できる。

宿選びのコツ

元町公園周辺には,「ヴィラ・コンシェルジュ」のようなクラシックなおしゃれ宿から,ベイエリアの「ラ・ビスタ函館ベイ」「函館国際ホテル」など,赤レンガ倉庫群を望む大人気ホテルが揃っている。観光シーズンは混雑するため早期予約が欠かせない。

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まとめ:潮風と歴史が差す,ノスタルジーの丘

「元町公園」に立ち,海に向かって背筋を伸ばすとき,頬をなでる潮風はかつてこの港にやってきた黒船,幕末の志士たちが感じた風と同じ心地よさを運んでくれる。

レトロな函館市電を降り,基坂の石畳を一歩ずつ踏みしめて辿り着くこの高台。そこには,和と洋,過去と現在が見事に調和した,函館という街の気品と情熱が確かに息づいている。あなたも一眼レフカメラと小さなスーツケースを手に,時を忘れるノスタルジックな景色に逢いに行ってみてはいかがだろうか。

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