商店街・市場

優等列車の旅

【万葉線・新湊大橋】青春18きっぷで行く高岡路面電車の旅!観光ルート完全ガイド

本ページはプロモーションが含まれています取材:2014年7月はじめに:青春18きっぷで降り立つ,夏の高岡駅金沢方面からの普通列車に揺られ,ガタゴトと響く線路の音に耳を傾けているうちに,列車は高岡駅へと滑り込んだ。7月の太陽は容赦なく照りつけ,ホームに降り立った瞬間に,ねっとりとした夏の空気が身体を包み込む。高校生の私にとって,この「青春18きっぷ」を使った気ままな旅は,少しの緊張と,それを遥かに上回る高揚感に満ちていた。北陸新幹線の開業を翌年に控え,新しく生まれ変わった高岡駅。その一角に,目指す「万葉線」の乗り場はある。かつての地上ホームから装いを新たにし,駅ビル「クルン高岡」の1階へと乗り入れた近未来的なステーションだ。券売機で「万葉線1日フリーきっぷ(大人800円)」を購入する。これ一枚で,これから向かう路面電車の旅がすべて自由になる。心強い相棒をポケットにしまい,私はホームへと向かった。未来型の低床車両「アイトラム」で越ノ潟へホームで待っていたのは,鮮やかな赤い車体が目を引く超低床車両「アイトラム(MLRV1000形)」である。路面電車といえば古めかしい車両を想像していたが,目の...[続く]
観光列車の旅

【東京タイムトラベル】伝統と未来が交差する街。スカイツリーから浅草への日帰りノスタルジー

本ページはプロモーションが含まれています取材:2014年6月東京という街は,過去と未来が奇妙なバランスで同居している。2014年の初夏,6月の風はどこか少し汗ばむ気配を孕みながらも,見上げるほどの青空を連れて私たちの前に現れた。今回は,まだ真新しさを残す電波塔から,江戸の息吹を残す古刹へと歩を進めた,ある日の旅の記録である。高校生の視点から切り取った,新旧の東京が織りなすコントラストを,情景とともに書き残しておきたい。眩惑のタワーと,初夏の光を集める街東京スカイツリータウンに降り立ったとき,最初に出迎えてくれたのは,網膜を刺すような圧倒的な白だった。圧倒的な垂直の美。見上げる視線の先,雲一つない青空に向かって,東京スカイツリーは一本の巨大な光の針のようにそびえ立っていた。伝統的な日本建築の「反り」や「起り」を意識したというそのシルエットは,ただの鉄塊ではない。どこか有機的な美しさを湛えている。足元から頂点へと視線を滑らせるだけで,首の骨がきしむような感覚と同時に,目眩にも似た高揚感が胸を突いた。賑わいのモールを抜けて。まだ午前中の澄んだ空気の中,東京ソラマチの内部へと足を向ける。ガラス...[続く]
商店街・市場

【漆黒と黄金の桃山建築】伊達政宗公の遺志を継ぐ国宝へ。「るーぷる仙台」で巡る大崎八幡宮から広瀬通への杜の都・街歩き紀行

本ページはプロモーションが含まれています取材:2014年3月杜の都の目覚め。早春の光に誘われ,路線バスで国宝の境内へ春を告げる淡い陽光が,近代的なコンコースのガラス壁を優しく包み込んでいた。2014年3月。冷たくもどこか柔らかな風が通り抜ける午前,私はJR仙台駅の西口バスプールに立っていた。私は杜の都・仙台の歴史と現代が交差する街の風景を切り取るため,1台の路線バスに乗り込んだ。目指すは,奥州の覇者・伊達政宗公がその威信を懸けて建立したと伝わる,国宝「大崎八幡宮」である。仙台駅から北西へ,バスは活気ある市街地を抜け,古くからの佇まいを残す八幡町へと進んでいく。車窓の外には,まだ冬の名残を感じさせる欅の枝々が青空に向かって伸びており,日陰の路傍にはわずかに解け残った雪が白くきらめいていた。約20分後,バスが速度を落とすと,目の前に厳かな大鳥居が現れた。大崎八幡宮は,慶長12(1607)年,伊達政宗公によって創建された仙台総鎮守である。名匠・梅村日向守家次らの手によって建てられた本殿・石の間・拝殿が一体となった「権現造(ごんげんづくり)」の遺構は,2014年現在において,当時の絢爛豪華な「...[続く]
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【生駒山の記憶】ケーブルカーが結ぶ聖地と遊園地。宝山寺の静寂と大阪平野の大パノラマ

本ページはプロモーションが含まれています取材:2014年1月鉄路は神仏の山を登り,天空の園地へ。冬の生駒山で出会う歴史の陰影と息を呑む眺望冬の山嶺に流れる空気は,どこまでも冷徹で,それゆえに美しい。2014年1月。関西の冬独特の,時折薄日が差し込む穏やかな朝,私は近鉄奈良線の生駒駅に降り立った。大阪と奈良を隔てる生駒山地は,古来より信仰の山として,また近代においては都市の喧騒から逃れる行楽の地として愛されてきた。冬休みの旅を満喫している高校生の私は,大正のモダニズムと江戸の祈りが交錯する不思議な鉄路へと足を進めた。目的地は,生駒山の頂に佇む,日本最古の現役営業を続ける遊園地である。生駒駅から少し歩き,鳥居前(とりいまえ)駅へと向かう。ここから始まる近鉄生駒ケーブル(生駒鋼索線)は,大正7年(1918年)に日本最初の商業用ケーブルカーとして開業した歴史を持つ。発車を待つ車両は,犬や猫を模した愛らしいデザイン(2000年に導入された「ブル」と「ミケ」)であり,どこかノスタルジックな遊園地のプロローグを奏でている。しかし,ガタゴトと車体を震わせて走り出した列車が登る線路は,単なる娯楽の道では...[続く]
商店街・市場

【快晴の男山】深緑の山嶺に響く鉄路の音。エジソンも愛した八幡大神への旅

本ページはプロモーションが含まれています取材:2014年1月鉄路は淀川を越え,神仏習合の面影を残す男山の頂へ冬の朝の光は,一切の曖昧さを許さないほどに澄み切っている。2014年1月。雲一つない快晴の空の下,私は京阪電車に揺られていた。淀川沿いを疾走する車窓からは,冬枯れの葦原とその向こうに広がる生駒山系がくっきりと見渡せる。通学定期券ではなく,少し奮発して買ったスルッとKANSAIフリーきっぷをポケットに忍ばせた高校生の私は,歴史の教科書で幾度となく目にした高名な霊峰を目指していた。目的地は,京都と大阪の境にそびえる男山(おとこやま),そしてその山頂に鎮座する石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)である。私は八幡市(やわたし)駅に降り立った。改札を出ると,冬の乾いた風が吹き抜ける。しかし,頭上に広がる圧倒的なコバルトブルーの空が,これから始まる旅への期待感をいや増大させてくれた。駅に隣接する「男山ケーブル(男山索道)」の八幡市駅へと進む。大正15年(1926年)に開業したこのケーブルカーは,男山の急斜面を一気に登る全長約400メートルの路線である。発車を待つ車両は,どこか優雅で,それで...[続く]
商店街・市場

【京都】冬の光が照らす南禅寺・水路閣と蹴上インクライン。高校生が歩いた近代化の遺産

本ページはプロモーションが含まれています取材:2014年1月巨刹の門から明治の鉄路へ。東山に息づく,祈りと近代化の記憶冬の京都の空は,時に抜けるような紺碧を見せる。2014年1月。雲一つない快晴の朝,私は京都市営地下鉄東西線の蹴上駅に降り立った。凛と張り詰めた空気の中,吸い込む息の白さとは対照的に,見上げる空はどこまでも青く,高い。通学カバンをリュックサックに持ち替え,冬休みの旅を満喫している高校生の私は,五感を研ぎ澄ますようにして東山の麓へと歩みを進めた。最初の目的地は,禅宗の最高位に君臨する大寺院,南禅寺である。境内へ一歩足を踏み入れると,まず目に飛び込んでくるのが、周囲の木々を圧するようにそびえ立つ巨大な「三門(天下一門)」である。南禅寺は,正応4年(1291年)に亀山法皇の離宮を禅寺としたことに始まる,臨済宗南禅寺派の総本山だ。現在の三門は,寛永5年(1628年)に藤堂高虎が大坂の陣で戦死した家臣の冥福を祈って再建したものと伝わる。歌舞伎『楼門五三桐』の中で,大泥棒・石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と見得を切る舞台としても名高い。拝観料(2014年現在、一般500円)を支払...[続く]
商店街・市場

【静寂の京都】早朝の伏見稲荷大社へ。千本鳥居が魅せる異界への誘いと,冬の記憶

本ページはプロモーションが含まれています取材:2014年1月朱の迷宮に迷い込む。冬の朝,伏見稲荷大社で出会った異界の静寂冬の朝の空気は,刃物のように鋭く,そしてどこまでも透明である。新しい一日がその訪れを告げた午前7時過ぎ,私は京阪電車の伏見稲荷駅に降り立った。急行や快速急行が通り過ぎるこの駅は,早朝ということもあって,吐き出す乗客の数もまばらである。改札を出ると,肌を刺すような京都の底冷えが,高校生の引き締まった身体を容赦なく包み込んだ。通学カバンではなく,いささか大振りなリュックサックを背負った私は,まだ眠りから覚めやらぬ門前町へと歩みを進めた。普段なら観光客でごった返す表参道も,この時間だけは静寂に支配されている。大鳥居をくぐり,本殿へと向かう。伏見稲荷大社は,全国に約3万社あるとされる稲荷神社の総本宮である。その歴史は古く,和銅4年(711年)に伊奈利山(いなりやま)の三つの峰に神様が降り立ったことが始まりと伝わる。秦氏(はたうじ)という渡来系氏族が深く関わっており,彼らの高い農業技術や金属加工技術が,この地の繁栄の基礎となった。五穀豊穣、商売繁盛の神として信仰を集めるこの聖地...[続く]
0_商店街

【合格祈願の梅香る坂から,夕暮れのアメ横へ】湯島天神の静寂と上野・御徒町の圧倒的エネルギー

本ページはプロモーションが含まれています取材:2014年1月祈りの結び目、そして日常の熱狂へ。冬の東京の二つの顔を巡る冬の張り詰めた寒気が,都会の喧騒をどこか遠くへ押しやっている。2014年1月。受験シーズンが本格化する独特の緊張感のなか,私は東京メトロ千代田線の湯島駅に降り立った。高校生の私は,これから自分の未来を切り拓くための神聖な丘へと向かう。目指すは,学問の神様として名高い「湯島天神(湯島天満宮)」。駅から急な「男坂」の石段を上るにつれ,大都会の車の音は静かに遮られ,代わりに凛とした清浄な空気が身を包み始めた。湯島天神は,雄略天皇2年(458年)に天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を祀って創建されたと伝えられる古社である。その後,正平10年(1355年)に菅原道真公(天神様)が勧請され,以来,江戸時代から現代に至るまで,数多くの学者や文人,そして受験生たちの心の拠り所として信仰を集め続けてきた。境内へ一歩足を踏み入れると,冷たい風のなかに,ほんのりと甘く優しい香りが漂っているのが分かった。境内に植えられた約300本の梅の木々が,春の訪れを待ちきれずに,いくつかの小さな蕾を...[続く]
駅巡り

【時をかける黄金の列車】「ジパング平泉2号」で行く,奥州平泉ノスタルジー紀行

本ページはプロモーションが含まれています取材:2013年7月序:日常を脱ぎ捨て,黄金の郷へ2013年7月。私は盛岡駅のホームに立っていた。ポケットのスマートフォンが,現代という日常の重みをちっぽけに主張している。しかし,今日私が向かうのは,ここからおよそ1000年も前の過去――奥州藤原氏が築き上げた,みちのくのユートピア,平泉である。日常の喧騒を切り裂くようにしてホームに入線してきたのは,漆黒の車体に金色のラインをまとった,どこか厳かな列車であった。JR東日本が誇る観光快速「ジパング平泉2号」。その名の通り,かつてマルコ・ポーロが東方見聞録で記した「黄金の国・ジパング」をコンセプトに,2012年のいわてデスティネーションキャンペーンに合わせてデビューしたばかりの485系リゾート列車である。若者にとって,列車の旅とは単なる移動手段に過ぎないことが多い。しかし,この「ジパング」は違った。一歩足を踏み入れた瞬間,そこはすでに平泉の序章として完成されていたのである。承:黒と金の動く城――ジパング平泉2号の衝撃乗車してまず驚かされるのは,1号車と4号車に設けられた展望車,そしてそこに並ぶ大画面の...[続く]
商店街・市場

【秋田市民市場の朝市攻略】秋田の台所で味わう新鮮海鮮!アクセス・混雑・所要時間まとめ

訪問:2013年7月活気あふれる秋田の台所へ:朝の光と海の幸が迎える「秋田市民市場」早朝の澄んだ空気が街を包み込む刻,秋田の食文化を一身に担う熱気あふれる空間が存在する。JR秋田駅からほど近い場所に位置する「秋田市民市場」である。ここは単なる観光市場にあらず,「秋田の台所」として古くから地元の人々の生活を支えてきた歴史ある市場である。市場内に一歩足を踏み入れれば,活きのいい威勢の良い掛け声と,日本海で揚げられたばかりの新鮮な魚介類の芳しい香りが漂う。刺身,魚卵,干物,そして旬の野菜や惣菜が所狭しと並ぶ通路は,訪れる者の食欲と旅情を激しく揺さぶる。本記事では,旅の朝に立ち寄るべき秋田市民市場の魅力,朝市での絶品朝食の楽しみ方,アクセス,そして混雑を避ける秘訣を余すことなく解説する。この記事でわかること秋田市民市場の基本情報と秋田駅からの徒歩アクセス新鮮なネタを自分好みに乗せて味わう絶品朝食の見どころと映えスポット混雑する時間帯の傾向と朝散策の所要時間周辺観光地と秋田滞在に便利なおすすめホテル・手配ノウハウ秋田市民市場の基本情報とアクセス:駅から徒歩圏内という圧倒的利便性秋田市民市場は,旅...[続く]