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駅巡り

【消えゆく座席夜行】「ムーンライトながら」が紡ぐ,東京から北陸への長距離鈍行旅

本ページはプロモーションが含まれています取材:2014年7月はじめに:東京の夜,鉄路の旅の始まりかつて,日本の夜には無数の夜行列車が走っていた。ブルートレインが次々と姿を消した2014年現在,東京から東海道を結ぶ最後の砦として君臨するのが,臨時快速「ムーンライトながら」である。青春18きっぷが利用できるこの列車は,安価に,そしてどこまでも遠くへ行きたいと願う若者たちの聖地であった。当時高校生だった私は,有り金すべてを握りしめ,まだ見ぬ西国へと向かうため,夏の新宿駅に立っていた。小田急線で小田原へ。18きっぷの「裏ワザ」移動旅の始まりは,JRではなく小田急電鉄の新宿駅からである。旅人の知恵:なぜ小田原スタートなのか?「ムーンライトながら」は東京駅を23時10分に出発する。しかし,そこで青春18きっぷに入鋏(スタンプ)してしまうと,日付が変わるまでのわずか50分ほどのために,1日分(2,370円相当)を消費することになってしまう。それを回避するための定番ルートが,「小田急線の急行で小田原駅まで先回りする」という方法である。小田急線の運賃は安く,新宿から小田原までわずか880円(※2014年...[続く]
駅巡り

【漆黒から黄金の海へ】東武東上線から直通!元旦限定の臨時急行「みなと横浜 初日の出号」で行く,2014年・大さん橋の劇的初日の出紀行

本ページはプロモーションが含まれています取材:2014年1月埼玉から横浜の海へ。闇を切り裂く,元旦だけの特別列車一年の始まりを告げる闇は,どこまでも深く,そして冷徹である。2014年1月1日。午前4時を回ったばかりの深夜,私は東武東上線の駅ホームに立っていた。いつもなら完全に眠りについているはずの線路の上で,年に一度しか現れない「特別な列車」を待っていた。張り詰めた寒気の中に響くアナウンス。遠くから近づく2条のヘッドライトが,静まり返ったホームを白く照らし出す。入線してきたのは東急5050系車両――それこそが,元旦限定の臨時特急「みなと横浜 初日の出号」であった。「みなと横浜 初日の出号」は,東武東上線・西武池袋線から,東京メトロ副都心線,東急東横線を経由し,横浜高速鉄道みなとみらい線の元町・中華街駅までを一本のレールで結ぶ,大晦日から元旦にかけての終夜運転限定の臨時直通列車である。■ みなと横浜 初日の出号 停車駅(2014年1月現在)森林公園3:52ー(各駅停車)ー和光市4:43ー(急行)ー渋谷5:13ー(急行)ー横浜5:46ー(急行)ー5:54元町・中華街平成25年(2013年)...[続く]