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【漆黒の夜行高速バス】大宮・所沢から古都へ直行。高校生が旅した「京阪神ドリームさいたま号」

本ページはプロモーションが含まれています取材:2014年1月凍てつく所沢の夜。古都への扉を開く,漆黒の巨体の到来冬の夜の底は,静寂と冷気で満たされている。2014年1月。防寒着に身を包み,西武新宿線・池袋線の所沢駅東口にあるバスロータリーに立っていた。通学カバンをリュックサックに持ち替え,明日の朝には遠く離れた千年の古都・京都へと降り立つ。新幹線を使えばわずか数時間の距離。しかし,限られたお小遣いをやりくりする高校生の私にとって,そして未知なる夜の移動にロマンを追い求める旅人にとって,「夜行高速バス」を選ぶことは必然であり,最高に刺激的な冒険の始まりであった。普段であれば自宅でテレビを見ながらゆっくりしている時間帯。静まり返ったロータリーに,ゴツゴツとした力強いエンジン音を響かせながら,1台の巨大なバスが滑り込んできた。白地に青いライン,そして誇らしげに書かれた「JR」のロゴ。それこそが,埼玉と関西を結ぶ夜の鉄人,「京阪神ドリームさいたま号」である。「京阪神ドリームさいたま号」は,西日本JRバスと西武観光バスが共同運行する,埼玉(大宮・所沢)と京都・大阪・ユニバを結ぶ伝統的な長距離夜行...[続く]
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【小江戸の夕暮れ】時の鐘が響く黒漆喰の町並みへ。東武東上線で旅した川越蔵造りの旅情

本ページはプロモーションが含まれています取材:2013年12月賑わいの街道を抜けて、時の止まった黒漆喰の街へ冬の澄んだ陽光が,車窓から差し込み,座席を暖かく照らしていた。冷え切った空気のなか,私は東武東上線の川越駅に降り立った。冬休みの旅を満喫している高校生の私は,東京のすぐ隣に今もなお「江戸」の面影を色濃く残すという古都を目指していた。改札を抜け,東口から外に出ると,近代的なペデストリアンデッキと再開発された商業ビルが立ち並び,一見すると現代の典型的なベッドタウンの風景が広がっている。しかし,ここから北へと伸びる1本の長い街道こそが,過去へと続く時間旅行のプロローグであった。私は、駅前から始まる「クレアモール(川越サンロード商店街・脇田街)」へと足を進めた。クレアモールは,川越駅から本川越駅方面へと南北に約1200メートル続く,関東屈指の活気を誇る大商業商店街である。ファストフード店や衣料品店,地元のお惣菜屋がひしめき合い,自転車で行き交う買い物客や,私と同年代の高校生たちの楽しげな話し声が響き渡っている。どこにでもある,しかし愛おしい現代の日常。そのエネルギーに満ちた喧騒を肌で感じ...[続く]