月見山ヒカリ

路面電車の旅

4.ベトナム統一鉄道の旅 ハノイ→ダナン

昨夜にハノイ駅を出発、寝台車に乗車しました。眠りにつき、目が覚めると、Ga Hà Nội→Ga Đà Nẵng ベトナム統一鉄道フエ駅に到着していました。ここフエはベトナムの旧首都であり、グエン朝の都がおかれていた場所です。多くの観光客がここで下車し、フエ市街地に足を進めていたようです。私はここフエで下車せずに、次の停車駅ダナンまで引き続き乗車を続けます。日も出ておりようやく外の景色を眺めることができました。ベトナムの中でも人口の少ない地区を現在走っているようですが、イメージ通りの南国の景色が広がります。途中、行き違いのため運転停車をしました。ローカルな雰囲気漂う駅です。写真に写る車両は現在も使用されているのでしょうか。それでは、ここで車内を探検してみましょう。ベトナム統一鉄道の座席仕様は、4つの設備があります。ソフトスリーパーこちらが今回一晩を過ごした寝台車です。車両の片方に通路があり、各寝台は開放式二段寝台と、かつて日本国内でも多数運転されていた開放式B寝台車です。マットレスは睡眠をとるのには十分な設備であり、人にもよりますがこの設備であれば快適な旅になること間違いないでしょう。ち...[続く]
路面電車の旅

3.歩いて巡るハノイ観光 歴史編

Bảo tàng Lịch sử Quân sự Việt Nam続いて到着したのはこちらベトナム軍事歴史博物館です。こちらはMIG21と呼ばれる戦闘機この旅はベトナムをハノイからホーチミンへと全土を縦断する旅ですが、その裏テーマとして定めていたものの1つに、戦争があります。ベトナムで戦争といえばもちろん、冷戦の代理戦争として悪名高いベトナム戦争が連想されます。この軍事歴史博物館は、ベトナム戦争に限らずベトナムのこれまでの歴史の中での戦争についてが展示されています。入口を入ってすぐに旧ソ連製の戦車T54B型も展示されており、緊張感があります。館内には日本語での説明書きはなく、細かな説明を理解するにはベトナム語もしくは英語が読める必要があります。ただしそこまで難しい内容ではないので、おおまかな概要を把握するくらいであれば問題はないでしょう。この飛行機は冷戦当時の旧ソ連側陣営で普及していたIlyushin Il-14と呼ばれるモデルです。当時はプロペラ機だったのですね。機体上部には「ベトナム航空」の文字が書かれていることから、民間機であったことが予想されます。そして屋外の展示で一番目立つの...[続く]
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2.歩いて巡るハノイ観光 旧市街地編

ハノイの宿で一夜を明かし、朝から早速市内観光です。今回ハノイで泊まった宿はこちらでした。ここの宿にした理由は1つ、日本にある某ファミレスチェーンの名前に似た響きであったからです。今日の夜はハノイにはもう1泊せず、寝台列車でハノイを出発する予定です。たった1日ではありますが、ハノイを満喫すべく各所を巡ります。Tháp nước Hàng Đậuホテルから出てすぐ歩いた先の景色がこちら!ハンダウ給水塔と呼ばれる建物です。そして驚くのはその前の道を通る原付バイクの通行量の多さ!さすがベトナムというべき光景です。しばらくは見慣れない街並みを散策しながら歩きます。この道の両脇に駐輪された原付の多さが、ベトナムの原付の普及度と都市部の過密さを現しているようです。奥に見える史跡はÔ Quan Chưởngと呼ばれる城門跡です。非常に騒がしいここはハノイの旧市街地中心部で、昼間は常に人が行き交います。ここ市街地には、日本で事前に手配したベトナム統一鉄道の乗車券を購入した代理店がありました。日本語の通じる会社でしたので、無事にチケットを受け取り、ようやく長く続く旅の準備が整いました。Đền Ngọc S...[続く]
路面電車の旅

1.社会主義国ベトナム旅行をする前に必要なこと

今年もやって来ました夏休み。去年の海外はマレーシア・シンガポールを訪れ、鉄道で縦断の旅をしました。次もまた別の国に行きたいなあなんと考えていたところ、ベトナムで行われるとある企画が目につきました。大学生が参加しがちなとある海外インターンです。これから経済発展の見込めるベトナムの旧日本人街・ホイアンで2週間滞在、ビジネスについての知見を広げるためのものです。でもせっかくベトナムに行くのだからそれだけでは物足りない、ということで、海外インターンの前後で現地滞在して他の街も訪れよう!と思い立ちました。しかし、ベトナムを訪れるには見逃すことは許されない大事な点があります。それはビザの存在です。ベトナムの原則として、観光目的であっても入国には事前に滞在ビザの取得が必要となります。ただし日本を含む一部の国では一定期間内の観光目的であればビザが免除されます。日本の場合はそれが15日間であり、先ほどのインターンのプログラムも2週間でした。つまり、単純に前後で観光しようなどという安易な考えはビザを取得しなければ難しいのでした。他の都市の観光はしたい、でもビザを取得しなければそれは叶わない…私の下した結論...[続く]
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5.幕末の歴史を感じる 港町函館巡り

北海道旅行も最終日となりました。今日はゆっくりめのスタートです。元町公園ここ元町公園には、旧函館区公会堂と呼ばれる洋館があります。前回函館に訪れた時にも立ち寄りましたが、今回もしっかりと見物します。ここ元町公園の立地は、周辺市街地よりも少し高い函館山の麓に位置しており、函館の港町を一望することができます。それでは、早速中の見物に入りましょう。旧函館区公会堂「公会堂」と名前がつくだけあり、大人数が集まることのできるホールもあります。建物からの景色はこの通り。港町函館を象徴するかのようなイメージです。個人的に、洋館といえばいつまでも眺めていて飽きない階段が魅力です。旧イギリス領事館元町公園のすぐそばに立地する、旧イギリス領事館も一緒に訪れます。かつての領事官が函館の街並みを覗いています。金森赤レンガ倉庫前回2013年当時は時間の関係で訪れることが叶わなかった、金森赤レンガ倉庫です。函館といえばこちらの景色をイメージする方も多いのではないでしょうか。いずれの倉庫も、現在は造られた当時と同じ倉庫利用はされておらず、函館のみやげ物や名産を提供するレストランとして利用されています。赤レンガ倉庫のす...[続く]
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4.函館の珍温泉地 水無海浜温泉へ

久しぶりの北海道討ち入り、昨日まで札幌・小樽を中心に旅をしてきました。今日からは大きく訪れる場所を変え、函館へ向かいます。札幌を今回の旅の目的地とすると、今日からの行程は帰り道にあたります。札幌駅→新函館北斗駅 スーパー北斗北の大地北海道はかなり大きな土地です。札幌→函館は特急に乗車して3時間以上かかります。発車してしばらく、千歳線に入ると雪の降り積もった山々を横目に、列車が進みます。千歳線は平らな土地を走るため、窓の外に広がる景色も果てしないように見えます。苫小牧を過ぎると、窓の外の景色も雪の平原から港町に変わります。春ではありますが、どこか荒々しさが漂う海です。窓の外から見える、頂上が雲に隠れた山は、北海道駒ヶ岳でしょうか。列車は室蘭から内浦湾をぐるっと周回、下車するのは、新幹線との接続駅、新函館北斗駅に到着です。新函館北斗駅→函館駅ここからは列車を乗り換え、函館まで向かいます。乗車するのは1番のりばから出発する、快速はこだてライナーです。この形式ははこだてライナー専用なのか、車体にロゴが印刷されています。これはかなり珍しいことでしょう。このはこだてライナーは北海道新幹線の開通した...[続く]
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3.札幌名所建築巡り

小樽駅→札幌駅前回小樽での散策を終え、札幌に戻ります。昭和初期の歴史的建造物が街のあちこちにある小樽ですが、駅もその例に漏れず昭和の雰囲気を漂わせています。照明もガス灯がモチーフでしょうか。小樽は札幌の衛星都市のような側面もあり、札幌までの区間は数多くの列車が発着しています。特に札幌から先、北海道の玄関口である新千歳空港行きの直通快速も頻繁に運転がされており、この区間の鉄道の重要性を物語っています。一方で、北海道新幹線が札幌まで延伸がされると札幌と反対方向、ニセコ方面の路線は廃止の検討がなされているとか。北の大地の厳しさを感じます。小樽築港から銭函は海沿いの線路を走ります。ここ石狩湾から、ロシアを越えどこまでも遠く行けてしまいそうな気がします。札幌駅まで戻ってきました。北海道庁赤れんが庁舎まず訪れるのは、昨日時間が遅く中の見学ができずに終わった旧北海道庁です。積もった雪とレンガの赤が良いコントラストに思います。赤のカーペットが優雅さを際立てます。当時の市長室や、応接室もしっかりと見学します。縦方向に吹き抜ける階段は何と美しいのでしょう。一通り内部を見終え、続いては札幌といえば!の名所に...[続く]
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2.小樽散策 昭和の面影を探して

中島公園駅→宮の沢駅宿のある中島公園から、今日も旅を始めます。地下鉄東西線に乗車、西の端である宮の沢駅に到着しました。ここ宮の沢駅が最寄りの観光スポットは、あの有名なお菓子の工場ですが、そこには目もくれずに今日もまた温泉に浸かります。やってきたのはこちらの日帰り温泉施設です。一見するとアクセスに難ありのようにも思えますが、宮の沢駅から無料送迎バスが出ているため、簡単にアクセスすることが可能です。ゆっくり温泉を楽しんでいると、時刻はお昼近くとなりました。次はまた施設の無料送迎バスに乗車、今度は小樽市中心部へと異動します。温泉施設を利用することにより、札幌から小樽を無料で移動することができました。三角市場続いて訪れたのは、小樽駅前すぐの市場、三角市場です。ここで北海道ならではの海鮮丼をいただきました。旧手宮線跡海鮮丼でお腹が膨れたところで、いよいよ街に繰り出します。こちらの雪で埋もれている道は、自動車や人の通常往来しない、廃線跡です。その名も国鉄手宮線と呼ばれ、観光スポットの1つに数えられています。小樽中心市街地の真ん中を縦に貫くように敷かれた線路は、かつて小樽の炭鉱から産出された石炭を運...[続く]