3.札幌名所建築巡り

小樽駅→札幌駅

前回小樽での散策を終え、札幌に戻ります。

2.小樽散策 昭和の面影を探して
中島公園駅→宮の沢駅宿のある中島公園から、今日も旅を始めます。地下鉄東西線に乗車、西の端である宮の沢駅に到着しました。ここ宮の沢駅が最寄りの観光スポットは、あの有名なお菓子の工場ですが、そこには目もくれずに今日もまた温泉に浸かります。やってきたのはこちらの日帰り温泉施設です。一見するとアクセスに難ありのようにも思えますが、宮の沢駅から無料送迎バスが出ているため、簡単にアクセスすることが可能です。ゆっくり温泉を楽しんでいると、時刻はお昼近くとなりました。次はまた施設の無料送迎バスに乗車、今度は小樽市中心部へと異動します。温泉施設を利用することにより、札幌から小樽を無料で移動することができました。三角市場続いて訪れたのは、小樽駅前すぐの市場、三角市場です。ここで北海道ならではの海鮮丼をいただきました。旧手宮線跡海鮮丼でお腹が膨れたところで、いよいよ街に繰り出します。こちらの雪で埋もれている道は、自動車や人の通常往来しない、廃線跡です。その名も国鉄手宮線と呼ばれ、観光スポットの1つに数えられています。小樽中心市街地の真ん中を縦に貫くように敷かれた線路は、かつて小樽の炭鉱から産出された石炭を運...[続く]

昭和初期の歴史的建造物が街のあちこちにある小樽ですが、駅もその例に漏れず昭和の雰囲気を漂わせています。

照明もガス灯がモチーフでしょうか。

小樽は札幌の衛星都市のような側面もあり、札幌までの区間は数多くの列車が発着しています。
特に札幌から先、北海道の玄関口である新千歳空港行きの直通快速も頻繁に運転がされており、この区間の鉄道の重要性を物語っています。一方で、北海道新幹線が札幌まで延伸がされると札幌と反対方向、ニセコ方面の路線は廃止の検討がなされているとか。北の大地の厳しさを感じます。

小樽築港から銭函は海沿いの線路を走ります。ここ石狩湾から、ロシアを越えどこまでも遠く行けてしまいそうな気がします。

札幌駅まで戻ってきました。

北海道庁赤れんが庁舎

まず訪れるのは、昨日時間が遅く中の見学ができずに終わった旧北海道庁です。

1.(o▽n)
マレーシア・シンガポールから帰国して数日、今度は雪の残る北の大地へ出発です。成田国際空港→新千歳空港 (NRT→CTS)台湾に行く時にも利用したバニラエアで北海道まで飛びます。北海道も、以前訪れたのは函館止まりでしたが、今回は北海道の中心、札幌まで直行です。以前の普通列車乗り継ぎの旅と比べると、飛行機とは何とも便利な乗り物だと実感します。新千歳空港に到着です。新千歳空港駅→新札幌駅ここからは、快速エアポートで一気に札幌市街地まで移動します。約1時間の乗車で新札幌駅に到着です。ここ新札幌は札幌市の中でも郊外に位置しますが、JRのほかに地下鉄も乗り入れる、交通拠点となっています。ちょうどいい時間でしたので、ここ新さっぽろで昼食に札幌ラーメンを食べることとしました。店内は昭和の雰囲気漂う装飾で、食事以外も楽しむことができました。新さっぽろ駅→南平岸駅続いて地下鉄に乗り換え、新さっぽろから大通で乗り換え、南平岸で下車します。南平岸、とある界隈ではとても有名な地名ですが、私も例に漏れずそこを訪れることにしました。平岸高台公園ここまで読まれた方であれば、これ以上の説明は不要でしょう。北海道テレビ社...[続く]

積もった雪とレンガの赤が良いコントラストに思います。

赤のカーペットが優雅さを際立てます。

当時の市長室や、

応接室もしっかりと見学します。

縦方向に吹き抜ける階段は何と美しいのでしょう。

一通り内部を見終え、続いては札幌といえば!の名所に向かいます。

札幌市時計台

誰が言ったいか、日本三大がっかり名所にも数えられている札幌市時計台です。
高知のはりまや橋、長崎のオランダ坂に続き、これで全制覇完了です。

7.【鍋焼きラーメン】がっかり名所を巡る高知観光
寝坊のおかげで当初予定より遅れること3時間、高知駅に到着です。早速市内に繰り出しましょう。高知駅前→高知城前高知市内も、松山と同様に路面電車が交通の一角を担っています。路線は2系統、高知駅↔桟橋通を南北に結ぶ路線と、伊野↔ごめんを東西に結ぶ路線が、途中のはりまや橋で交差する形です。はりまや橋で乗り換え、早速到着したのが高知城あいにくの曇天ですが高知城に到着です。雨でありながら入場には行列が作られています。さすが現存天守です。内部も当時のままです。金煌びやかな襖?高知城全体の模型も展示されていました。そして階段を上っていくと天守の最上階に到着です。それでは、天守に登る醍醐味である景色を堪能しましょう。…天気がよければなあきっとまた天気の良い日に訪れたいと強く心に刻みました。消化不良のまま路面電車に再度乗り込み、次の目的地を目指します。龍馬の生まれたまち記念館上町一丁目で下車、訪れたのは龍馬の生まれたまち記念館です。龍馬さんと乙女さんです。中の詳しい様子まで書き記すことはできませんが、幕末の偉人坂本龍馬が高知の人々にどれだけ愛されているのかが伝わる記念館でした。日本三大がっかり名所 はりま...[続く]
10.和洋の入り交じる幕末の長崎を巡る
長かった旅も今日が最終日となりました。今日は朝から長崎市内を観光、観光を一通り終えたら特急かもめで博多・福岡へ、夜の飛行機で東京まで戻ります。まずは初めて訪れた長崎がどんな街から知ることから始めましょう。長崎駅前電停→蛍茶屋電停長崎といえば街中に張り巡らされた路面電車網です。昨日はレンタカーを使い旅をしてきましたが、今日は路面電車で市内観光をメインに予定しています。まずは蛍茶屋を目指します。蛍茶屋電停は昨日レンタカーで通過した日見バイパスに位置しています。すぐ目の前にそびえ立つ山と山肌に建てられた住宅が長崎らしさ全開です。蛍茶屋電停→正覚寺下電停続いては朝夕限定の運転系統である4系統で、正覚寺下へ向かいます。正覚寺下の特徴は、何と言っても電停そのものです。それが、こちら線路が敷いてある場所、そこは川の上に架かっているのです。ここ正覚寺下電停は玉帯川上に位置しており、小さなホームからは川面を望むことができます。この小さな玉帯川は市電の走る思案橋通りの下を暗渠として流れています。思っていたよりも良い雰囲気の街でしたので、今度は市電ではなく街中を歩いてみることにします。めがね橋正覚寺下電停か...[続く]

内部に入ると、

どこか講堂のようです。それもそのはず、この時計台はランドマークとして造られた建物ではなく、元々は旧札幌農学校の演武場として建設されたからです。学校の施設であったので、華美な装飾などはなく、目的を達成するための最低限の造りだったということです。
そして札幌が都市として発展するに伴い、元々北2条の中心地にあった農学校は移転、演武場のみがこの地に残され、時計台として現在も親しまれているというわけです。

さっぽろテレビ塔

時計台を訪れた後、次に本日2度目の温泉に浸かり、すっかり日も暮れた頃にテレビ塔を訪れます。

札幌の中心部を東西に貫く大通公園、南北に流れる創成川がちょうど交差する、まさに地理上の札幌の中心部にテレビ塔はあります。

それでは、早速上ってみましょう。

テレビ塔から西を眺めます。
奥に見える山の光は大倉山でしょうか。

続いて創成川を眺めます。このテレビ塔から創成川を挟んで向かいにある建物は北海道電力、そして大通を挟んだ斜向かいにはバスセンターと、名実ともに札幌の人々の生活を支える中心地であることは否定できないでしょう。

最後に、札幌のグルメといえばこちらも外せない、スープカレーを堪能して本日は終了です。

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