中国・四国地方の旅

四国グルメ手帖 2015春

8.高知→東京 普通列車の旅

四国の旅も最終日になりました。今日は1日かけて帰宅するのみです。四国まで来た時と同様、本州では青春18きっぷを使用します。往路の記事はこちらから高知駅→児島駅 (6)特急南風高知の始発列車でもある南風岡山行きに乗車します。ちなみに列車は3両編成、後ろの車両はこのようにアンパンマン列車となっています。このような装飾は、アンパンマンの作者のやなせたかし氏が現在の高知県香美市に縁があることによるものです。そして列車は走り、宇多津から瀬戸大橋線に入ります。さよなら四国先頭部にやって来ました。列車の一番前から瀬戸大橋を走行する景色が楽しめます。瀬戸に浮かぶ島々です。初めての瀬戸大橋、一瞬たりとも飽きることはありませんでした。児島に到着、岡山まで特急だとあと1駅ですが、ここで途中下車します。児島駅→岡山駅 快速マリンライナー四国から瀬戸大橋線を通り本州に入って最初の駅、児島で一度下車したのは、今回使用している若者限定春休み四国フリーきっぷの有効エリアがここ児島までであり、岡山まで乗り越すと別途料金が必要になるためであり、さらに今日使用する青春18きっぷの入鋏をするためでもあります。児島駅の改札はデ...[続く]
四国グルメ手帖 2015春

7.【鍋焼きラーメン】がっかり名所を巡る高知観光

寝坊のおかげで当初予定より遅れること3時間、高知駅に到着です。早速市内に繰り出しましょう。高知駅前→高知城前高知市内も、松山と同様に路面電車が交通の一角を担っています。路線は2系統、高知駅↔桟橋通を南北に結ぶ路線と、伊野↔ごめんを東西に結ぶ路線が、途中のはりまや橋で交差する形です。はりまや橋で乗り換え、早速到着したのが高知城あいにくの曇天ですが高知城に到着です。雨でありながら入場には行列が作られています。さすが現存天守です。内部も当時のままです。金煌びやかな襖?高知城全体の模型も展示されていました。そして階段を上っていくと天守の最上階に到着です。それでは、天守に登る醍醐味である景色を堪能しましょう。…天気がよければなあきっとまた天気の良い日に訪れたいと強く心に刻みました。消化不良のまま路面電車に再度乗り込み、次の目的地を目指します。龍馬の生まれたまち記念館上町一丁目で下車、訪れたのは龍馬の生まれたまち記念館です。龍馬さんと乙女さんです。中の詳しい様子まで書き記すことはできませんが、幕末の偉人坂本龍馬が高知の人々にどれだけ愛されているのかが伝わる記念館でした。日本三大がっかり名所 はりま...[続く]
四国グルメ手帖 2015春

6.特急宇和海で目指すは高知 内子町並み保存地区に寄る

昨夜は道後温泉本館で温泉に浸かり,安宿ではあるものの温泉街で宿泊…とその翌朝、寝 坊 し ま し た松山駅→内子駅 (3)特急宇和海ということで、急いで松山駅まで行き、予定より1本遅れた宇和海7号に乗車します。しかしこの宇和海7号、終点の宇和島でこれから乗り継ぐ予土線の接続がなく、終点まで乗車しても待つだけとなります。そのため当初の予定にはありませんでしたが、いつかは訪れてみたかった途中の街・内子で途中下車します。駅前でSL(本物)に出会いました。この旅で乗ったSL列車の記事はこちらにあります。内子町並み保存地区まずやって来たのは内子座です。こちらは大正5年に創建された芝居小屋で、それから約100年経った現代においても文化交流拠点として現役です。時間があれば中もじっくり見学して行きたかったのですが、そこまでは時間がとれず断念。これだけでもすごいですが、ここ内子は江戸時代から続く街並みが保存されており、歩くだけでタイムスリップしたような味わいがあります。この雰囲気のある長屋建築も、そば屋として現役です。金光教内子教会です。私はこちらの宗教の教義建築には明るくないのですが、他の内子の街並み...[続く]
四国グルメ手帖 2015春

5.【松山鯛めし】【かめそば】松山市内観光編 松山城・道後温泉を巡る

坊っちゃん列車で道後温泉に到着しました。昼食を兼ねて少し温泉街を歩いてみましょう。先ほど乗車してきた坊っちゃん列車が回送され、展示されていました。多くの観光客が足を止め、撮影しています。道後温泉街散策駅からアーケードを抜けると、道後温泉本館に到着です。非常に雰囲気のある建物で、ここで温泉に入れるというのだから入らない選択肢はありません。きっと夜には再度温泉に入りに訪れることでしょう。この道後温泉本館のすぐ脇にある和食店にて、愛媛県名物の鯛めしを食べます。一言に鯛めしといっても松山・宇和島とその種類は数多いようでした。道後温泉→上一万次はいよいよ松山城です。再び路面電車に乗り込み上一万で下車します。東雲神社東の上一万方面から松山城までのアクセスは、ロープウェイが一般的なようです。ただ、今回は貧乏旅行。節約のため、歩いて天守閣を目指します。歩いて登る場合は東雲神社の境内を経由して登山道に出るようです。その途中に現れたのがこちら東雲神社です。そして黙々と山登りを続け、大した道ではないと自分に言い聞かせます。しばらくすると山道から景色が変わり美しい石垣が見えました。またこのような城にはよくある...[続く]
四国グルメ手帖 2015春

4.伊予鉄松山市内線編 ダイヤモンドクロス・坊っちゃん列車

今朝高松を出発、特急いしづちでJR松山駅に到着しました。ここから今日1日は松山市内観光です。JR松山駅前→大手町駅前松山駅から1つ隣の電停で下車、大手町に到着です。ここ松山の大手町駅は全国的にも珍しい特徴のある駅で、それは伊予鉄の郊外電車と市内電車が平面交差する、ダイヤモンドクロスです。異なる路線が直角に平面交差すること自体珍しいのですが(通常であれば立体交差の形をとる)、それがさらに路面電車となると全国でもここだけです。しかも路面電車が電車を待つために踏切待ちをする、全国で唯一と断言できる光景がここで見られます。1点注釈を加えると、ダイヤモンドクロス自体は2015年現在、この後訪れる高知と名古屋に存在します。西堀端→南堀端大手町駅のダイヤモンドクロスを見学した後、隣の西堀端まで歩きます。その後また1区間だけ乗車、南堀端で下車した後、折り返して今度は市内線のローカル線区間でもある、松山城の西側を走る本町線に乗車します。南堀端→本町六丁目南堀端で乗客が入れ替わり、本町方面へ乗車するのは我々だけとなってしまいました。おかげでゆっくり車内の写真を撮ることができました。木の床が雰囲気を演出して...[続く]
四国グルメ手帖 2015春

3.【讃岐うどん】特急うずしお・いしづちに乗る

ジャンボフェリーの歌で目を覚まし、まもなく高松東港一度乗船したら忘れない、そのジャンボフェリーの歌はこちらからうどん県高松東港に定刻通り到着、ここから高松駅に移動、四国の旅を開始するわけですが、この港は高松駅からはとても歩けないほど離れているため、ありがたいことに無料シャトルバスがあるためそちらに乗車します。まだ夜明け前ですが、旅人たちが高松駅前に降り立ちました。ここで今回使うメインのきっぷ「若者限定春休み四国フリーきっぷ」を購入しました。今日の目的地は松山で、松山行き特急の発車時刻まではまだ余裕があります。そこで早速ですが寄り道をすることに。高松駅→栗林公園北口駅 讃岐うどん高徳線に乗車して、下車したのが栗林公園北口駅です。線路下に稲荷神社の鳥居がある、珍しい駅です。ここ栗林公園北口駅で下車したのは、うどん県名物の朝うどんを食べるためです。早朝であれば打ちたての新鮮なうどんが食べられます。そのため早朝にもかかわらず観光客・地元住民で店はそこそこの混雑をしていました。うどん県の小規模のうどん店、製麺所にありがちなセルフ方式の店ですが、かけうどん1杯でも十分味を楽しむことができるのが本場...[続く]