台湾卒業旅行 2016春

2.台北観光 國立故宮博物院・九份老街

昨夜は溶けるほど温泉に浸かり、今朝は早めにスタートです。新北投車站→士林車站台北捷運(MRT)淡水信義線に乗車、台北の都心手前の士林で下車します。士林からはバスに乗り換えます。國立故宮博物院 (National Palace Museum)午前中はこちらの中を見学します。この博物院は台湾だけでなく中華民国の歴史的美術品も保存されており、収蔵物をじっくり見ようとすると1日では足りないでしょう。中を撮影することはしませんでしたが、有名な白菜も見ることができました。士林車站→瑞芳車站博物院で昼食を済ませ、来たときと同様バスで士林に戻り、台北捷運に乗り換えです。台北の玄関口である台北車站から台鉄に乗り換えて次に目指すのは、台湾を訪れたいと思うきっかけとなった九份老街です。あの有名な景色を一度自分の目で見てみたい、そんな気持ちだけが理由で海外までやって来たのです。瑞芳の駅前はどこか日本のようであり、異国の地でもあるような景色です。ここから九份まではまたバスに揺られます。そしていよいよ!九份老街 (Jiufen Old Street) 昼間の眺望見よこの景色!到着した直後は周囲が霧に覆われており、...[続く]
台湾卒業旅行 2016春

1.LCCで行く台湾・台北

高校生活も終わりを告げた頃、せっかくなので卒業を記念した旅をすることになりました。どこに行こうかと悩んだ末、国内未踏の地、九州なんかがいいなあと思っていた頃、ふとテレビに目をやるとある場所が写りました。九份そうだ、せっかくなら台湾にしよう、そう思い立ったのがきっかけでした。成田国際空港→臺灣桃園國際機場 (NRT→TPE)今回は前に海外に行ったときとは違い、貧乏学生旅です。そのため成田空港から搭乗するのはLCCのバニラエアとなりました。以前に成田空港から国際線を利用し、マレーシアに行ったときの記事です。また、LCC搭乗記はこちらからマレーシアを目指したときはおよそ8時間の搭乗でしたが、台湾は近いですね。3時間ほどで到着です。LCCの国際線ということで窮屈にも感じていましたが、3時間であればそこまで大変に感じることはありませんでした。朝成田を出発して、昼前には異国の地、臺灣桃園國際機場に到着です。臺灣桃園國際機場から台北市内へはバスで向かいます。バスに揺られること数十分、臺北車站 (Taipei Station)台北市の中心地に近い代表駅、臺北車站に到着です。荘厳な造りをしています。早速...[続く]
四国グルメ手帖 2015春

8.高知→東京 普通列車の旅

四国の旅も最終日になりました。今日は1日かけて帰宅するのみです。四国まで来た時と同様、本州では青春18きっぷを使用します。往路の記事はこちらから高知駅→児島駅 (6)特急南風高知の始発列車でもある南風岡山行きに乗車します。ちなみに列車は3両編成、後ろの車両はこのようにアンパンマン列車となっています。このような装飾は、アンパンマンの作者のやなせたかし氏が現在の高知県香美市に縁があることによるものです。そして列車は走り、宇多津から瀬戸大橋線に入ります。さよなら四国先頭部にやって来ました。列車の一番前から瀬戸大橋を走行する景色が楽しめます。瀬戸に浮かぶ島々です。初めての瀬戸大橋、一瞬たりとも飽きることはありませんでした。児島に到着、岡山まで特急だとあと1駅ですが、ここで途中下車します。児島駅→岡山駅 快速マリンライナー四国から瀬戸大橋線を通り本州に入って最初の駅、児島で一度下車したのは、今回使用している若者限定春休み四国フリーきっぷの有効エリアがここ児島までであり、岡山まで乗り越すと別途料金が必要になるためであり、さらに今日使用する青春18きっぷの入鋏をするためでもあります。児島駅の改札はデ...[続く]
四国グルメ手帖 2015春

7.【鍋焼きラーメン】がっかり名所を巡る高知観光

寝坊のおかげで当初予定より遅れること3時間、高知駅に到着です。早速市内に繰り出しましょう。高知駅前→高知城前高知市内も、松山と同様に路面電車が交通の一角を担っています。路線は2系統、高知駅↔桟橋通を南北に結ぶ路線と、伊野↔ごめんを東西に結ぶ路線が、途中のはりまや橋で交差する形です。はりまや橋で乗り換え、早速到着したのが高知城あいにくの曇天ですが高知城に到着です。雨でありながら入場には行列が作られています。さすが現存天守です。内部も当時のままです。金煌びやかな襖?高知城全体の模型も展示されていました。そして階段を上っていくと天守の最上階に到着です。それでは、天守に登る醍醐味である景色を堪能しましょう。…天気がよければなあきっとまた天気の良い日に訪れたいと強く心に刻みました。消化不良のまま路面電車に再度乗り込み、次の目的地を目指します。龍馬の生まれたまち記念館上町一丁目で下車、訪れたのは龍馬の生まれたまち記念館です。龍馬さんと乙女さんです。中の詳しい様子まで書き記すことはできませんが、幕末の偉人坂本龍馬が高知の人々にどれだけ愛されているのかが伝わる記念館でした。日本三大がっかり名所 はりま...[続く]
四国グルメ手帖 2015春

6.特急宇和海で目指すは高知 内子町並み保存地区に寄る

昨夜は道後温泉本館で温泉に浸かり,安宿ではあるものの温泉街で宿泊…とその翌朝、寝 坊 し ま し た松山駅→内子駅 (3)特急宇和海ということで、急いで松山駅まで行き、予定より1本遅れた宇和海7号に乗車します。しかしこの宇和海7号、終点の宇和島でこれから乗り継ぐ予土線の接続がなく、終点まで乗車しても待つだけとなります。そのため当初の予定にはありませんでしたが、いつかは訪れてみたかった途中の街・内子で途中下車します。駅前でSL(本物)に出会いました。この旅で乗ったSL列車の記事はこちらにあります。内子町並み保存地区まずやって来たのは内子座です。こちらは大正5年に創建された芝居小屋で、それから約100年経った現代においても文化交流拠点として現役です。時間があれば中もじっくり見学して行きたかったのですが、そこまでは時間がとれず断念。これだけでもすごいですが、ここ内子は江戸時代から続く街並みが保存されており、歩くだけでタイムスリップしたような味わいがあります。この雰囲気のある長屋建築も、そば屋として現役です。金光教内子教会です。私はこちらの宗教の教義建築には明るくないのですが、他の内子の街並み...[続く]
四国グルメ手帖 2015春

5.【松山鯛めし】【かめそば】松山市内観光編 松山城・道後温泉を巡る

坊っちゃん列車で道後温泉に到着しました。昼食を兼ねて少し温泉街を歩いてみましょう。先ほど乗車してきた坊っちゃん列車が回送され、展示されていました。多くの観光客が足を止め、撮影しています。道後温泉街散策駅からアーケードを抜けると、道後温泉本館に到着です。非常に雰囲気のある建物で、ここで温泉に入れるというのだから入らない選択肢はありません。きっと夜には再度温泉に入りに訪れることでしょう。この道後温泉本館のすぐ脇にある和食店にて、愛媛県名物の鯛めしを食べます。一言に鯛めしといっても松山・宇和島とその種類は数多いようでした。道後温泉→上一万次はいよいよ松山城です。再び路面電車に乗り込み上一万で下車します。東雲神社東の上一万方面から松山城までのアクセスは、ロープウェイが一般的なようです。ただ、今回は貧乏旅行。節約のため、歩いて天守閣を目指します。歩いて登る場合は東雲神社の境内を経由して登山道に出るようです。その途中に現れたのがこちら東雲神社です。そして黙々と山登りを続け、大した道ではないと自分に言い聞かせます。しばらくすると山道から景色が変わり美しい石垣が見えました。またこのような城にはよくある...[続く]
四国グルメ手帖 2015春

4.伊予鉄松山市内線編 ダイヤモンドクロス・坊っちゃん列車

今朝高松を出発、特急いしづちでJR松山駅に到着しました。ここから今日1日は松山市内観光です。JR松山駅前→大手町駅前松山駅から1つ隣の電停で下車、大手町に到着です。ここ松山の大手町駅は全国的にも珍しい特徴のある駅で、それは伊予鉄の郊外電車と市内電車が平面交差する、ダイヤモンドクロスです。異なる路線が直角に平面交差すること自体珍しいのですが(通常であれば立体交差の形をとる)、それがさらに路面電車となると全国でもここだけです。しかも路面電車が電車を待つために踏切待ちをする、全国で唯一と断言できる光景がここで見られます。1点注釈を加えると、ダイヤモンドクロス自体は2015年現在、この後訪れる高知と名古屋に存在します。西堀端→南堀端大手町駅のダイヤモンドクロスを見学した後、隣の西堀端まで歩きます。その後また1区間だけ乗車、南堀端で下車した後、折り返して今度は市内線のローカル線区間でもある、松山城の西側を走る本町線に乗車します。南堀端→本町六丁目南堀端で乗客が入れ替わり、本町方面へ乗車するのは我々だけとなってしまいました。おかげでゆっくり車内の写真を撮ることができました。木の床が雰囲気を演出して...[続く]
四国グルメ手帖 2015春

3.【讃岐うどん】特急うずしお・いしづちに乗る

ジャンボフェリーの歌で目を覚まし、まもなく高松東港一度乗船したら忘れない、そのジャンボフェリーの歌はこちらからうどん県高松東港に定刻通り到着、ここから高松駅に移動、四国の旅を開始するわけですが、この港は高松駅からはとても歩けないほど離れているため、ありがたいことに無料シャトルバスがあるためそちらに乗車します。まだ夜明け前ですが、旅人たちが高松駅前に降り立ちました。ここで今回使うメインのきっぷ「若者限定春休み四国フリーきっぷ」を購入しました。今日の目的地は松山で、松山行き特急の発車時刻まではまだ余裕があります。そこで早速ですが寄り道をすることに。高松駅→栗林公園北口駅 讃岐うどん高徳線に乗車して、下車したのが栗林公園北口駅です。線路下に稲荷神社の鳥居がある、珍しい駅です。ここ栗林公園北口駅で下車したのは、うどん県名物の朝うどんを食べるためです。早朝であれば打ちたての新鮮なうどんが食べられます。そのため早朝にもかかわらず観光客・地元住民で店はそこそこの混雑をしていました。うどん県の小規模のうどん店、製麺所にありがちなセルフ方式の店ですが、かけうどん1杯でも十分味を楽しむことができるのが本場...[続く]
四国グルメ手帖 2015春

2.【神戸そばめし】三都途中下車とジャンボフェリー

普通列車をひたすら乗り継ぎ、京都に到着しました。浜松から一度も途中下車していませんので、休憩も兼ねて一度下車します。京都駅京都駅に降り立った人々が必ず目にする、正面にそびえ立つ京都タワーを眺めます。京都駅名物(?)の0番のりばを階段から撮影します。これだけ写真を撮れれば、京都は満足です。京都駅→大阪駅次に乗車する新快速は大阪行きです。終点大阪駅に到着しました。今までじっくりと眺めたことのない大阪駅を歩いてみます。2011年にリニューアルした駅です。空間の使い方が贅沢です。フロアを上がりました。近未来都市を思わせる構造です。さらに上ると、屋上庭園に到着です。イルミネーションが輝いています。大阪駅→三ノ宮駅また新快速に乗車、一路神戸を目指しますがその前に環状線のりばで、引退までのカウントダウンが始まった201系を見ておきます。今日の最終目的地は三ノ宮ですが、その前に新長田で食事と入浴を済ませます。新快速に乗車、一度三ノ宮を通過し神戸で下車、普通に乗り換えです。新長田で神戸名物のお好み焼きとそばめしを食べ、近くの銭湯で汗を流します。今回訪れた店青森は、神戸そばめし発祥の店といわれています。三...[続く]
四国グルメ手帖 2015春

1.【浜松餃子】普通列車で下る東海道

長い休み、次はどこに行こうかと考えたとき,ふと今まで四国には縁がなかったことに気づきました。せっかくなので今回は学生限定春休み四国フリーきっぷを利用、四国を旅することにしました。なんとこのきっぷ、特急列車の自由席には乗り放題なのです。普通列車の本数が少ない路線が多い四国を旅するにはありがたい制度です。またこのきっぷに限らず、JR四国からは特急乗り放題のフリーきっぷが数多く発売されています。また別の機会に活用することになるでしょう。四国までの往復の手段は、毎度おなじみ青春18きっぷです。それでは、学生らしい学割きっぷと18きっぷを活用した旅行のスタートです。東京駅→熱海駅初日は東海道本線を下り、三ノ宮が目的地です。何も考えず列車を乗り継いでもいいのですが、今日は少し時間に余裕があります。せっかくなので寄り道もしてみましょう。伊東線 黒船電車熱海駅に到着すると伊東線ホームに、見慣れない列車がいました。この車両は伊豆急行で運転されている黒船電車で、今日は普通列車として運転されているようです。JRの伊東線内であれば普通列車扱いのこの列車にも追加料金なしで乗車できます。せっかくなので寄り道、いけ...[続く]
初めてのマレーシア 2014秋

4.初めてのマラッカ

マレーシア旅行最終日、今日はクアラルンプールを離れ、マレーシアの古都であるマラッカを訪れます。ここマラッカはその昔大航海時代、香辛料貿易の中継地として、アジアとヨーロッパの人々が交流した場所でもあります。その後は一時列強の支配を受けることになる等、世界史上でも重要な役割を果たすこととなります。クアラルンプールからは高速バスで移動、数時間でマラッカに到着です。セント・フランシス・ザビエル教会 (Gereja St. Francis Xavier / Church of St. Francis Xavier)まず訪れたのはこの教会、その名にあるザビエルは日本にキリスト教を伝来させ、また種子島に鉄砲を持ち込んだ人物、そしてあの肖像画でも有名なポルトガル人です。マラッカキリスト教会 (Christ Church Melaka)赤い外観が特徴の教会です。こちらは英国国教会、つまりプロテスタントです。キリスト教の本拠地から遠く離れたここマレーシアの地でも英国国教会が街のシンボルとして鎮座しているのは、その昔ここマレーシアがかつての世界覇権国であった英国の植民地であったためです。しかしここマラッカ周...[続く]
初めてのマレーシア 2014秋

3.初めてのKL市内散策

昨日はずっと曇り空でしたが、今日はよく晴れています。天気のよい今日はいよいよKL市内散策です。ベルジャヤタイムズスクエア (Berjaya Times Square)旅の始まりはここ、クアラルンプールの中心地に近いショッピングモール、ベルジャヤタイムズスクエアです。とはいうものの買い物はせず、すぐ近くのモノレール駅から移動を始めます。Imbi駅→Pasar Seni駅初めての海外の鉄道!自動改札も日本のものとは違いゆっくりです。これがKLモノレールです。日本と同じ左側通行です。途中のBukit Nanas駅に到着です。ここで路線を乗り換えます。連絡通路から見るクアラルンプールの町並みも、どこか日本とは違うように思えます。連絡通路を渡り、Dang Wangi駅に到着です。ここからはRapid KLと呼ばれる地下鉄のような路線に乗車します。この路線はゆりかもめのような無人運転のようで、最前の窓からはこうして前面展望を楽しむことができます。地下区間を走る列車からの風景は、まるで近未来へ旅したように一瞬思えました。地上に出ると、目の前には高層ビルが並ぶ摩天楼が姿を見せました。マレーシアは現在途...[続く]