渡月ヒカリ

近畿世界遺産巡り 2016夏

8.定番の京都観光 伏見稲荷・清水寺編

京都駅から奈良線に乗車、稲荷駅で下車して伏見稲荷大社に到着しました。伏見稲荷大社以前訪れたときは早朝だったため人も少なかったですが、今回はお昼で夏休みシーズン。今回は人混みの中の参拝となりました。二番鳥居を抜け、門を撮影します。左右に鎮座するのは狛犬ではなく、きつねです。外拝殿と本殿です。千本鳥居で有名な神社ですが、本殿もこうして威厳のあるものです。もちろん、伏見稲荷といえば、の千本鳥居も見物しました。以前訪れた時は気づきませんでしたが、一本一本に奉納の文字が書かれているのですね。清水寺伏見稲荷を後にして、京阪電車で清水五条まで移動しました。近くで昼食を済ませ、続いて京都観光の定番である清水寺を参拝します。清水寺まで行く途中、清水坂を歩きながら散策します。京名物のお土産屋が多数並んでいますが、お金を使わないよう気をつけながら清水寺まで向かいます。仁王門を抜け、鐘楼と三重塔を眺めます。青い空と緑、そして朱色が良いコントラストになっています。途中で市街地を一望する地点にやって来ました。先ほどまで居た京都駅・京都タワーも見えます。こちらも清水寺の名所である音羽の滝です。滝をズームします。3本...[続く]
近畿世界遺産巡り 2016夏

7.神戸から私鉄を乗り継ぎ目指すは京都

神戸の宿を後にして、今日からは京都編に移ります。高速神戸駅→北千里駅朝の高速神戸駅から、阪急神戸線の特急に乗車、京都方面へ向かいます。今回の旅で使用しているスルッとKANSAI 3dayチケットも、最終日を迎えました。列車は終点の1つ前、十三に到着、そこからは京都線に乗り換えです。京都線も淡路で乗り換え、今度は千里方面に乗り換えです。終点の北千里に到着です。特にすることもないのですぐに折り返します。北千里駅→嵐山駅折り返しは梅田行きでした。降りるのは次の山田駅です。山田からは大阪モノレールに乗車します。路線は高速道路沿いの高い位置を走るため、車窓は開けていて面白い路線です。京都線との乗り換え駅である南茨木でモノレールとはお別れ、再び阪急の旅に移ります。途中駅で快速急行に乗り換え、京都へ急ぎます。快速急行も途中の桂で下車、ここからはローカル線の雰囲気の漂う嵐山線に乗り換えです。乗車する車両は、元京都線特急専用車であった6300系です。車体側面の2ドアが特徴です。ふかふかのクロスシートに揺られ、終点の嵐山に到着です。駅舎も京都らしい風格漂うデザインです。嵐山駅→北野白梅町駅阪急嵐山駅からバ...[続く]
近畿世界遺産巡り 2016夏

6.夕暮れの有馬温泉散策

新開地駅→有馬温泉駅今日二度目の新開地駅です。二度目の新開地駅からは、湊川方面に乗車します。初めての神戸電鉄です。到着したのは関西の奥座敷、有馬温泉です。有馬温泉先ほどまでいた西宮は六甲山の麓、大阪湾に面した街でした。一方、今いる有馬は西宮から六甲の山を越えた反対側で、標高も高く直線距離では近いですがまったく別の様相です。日はすっかり暮れ、どこか昔の雰囲気が漂います。と思いきや、すぐそばの湯けむり広場は観光地の様相です。太閤橋から有馬川を眺めます。夏休みの今日はここで露店もあり、小さな夏祭りのようでした。親水公園を通り、反対側から眺めます。とても賑わっているようです。有馬温泉の撮影スポット、ねねの像もしっかりカメラに収めます。山の街、有馬。散策するのは少し疲れますが楽しい街並みです。有馬に来たら温泉に入らねければ!ということで、日帰り入浴のできる温泉、金の湯にやって来ました。ここで一風呂浴びることにします。有馬温泉駅→新長田駅温泉ですっきりしたので、宿に戻ります。時刻は夜9時近くになり、駅の人もまばらでした。この車両の乗客は私一人だけです。有馬温泉から乗った列車は1駅先の有馬口止まりだ...[続く]
近畿世界遺産巡り 2016夏

5.フリーきっぷを有効活用 阪急阪神の支線に乗車

舞子にあるインド料理屋にて昼食を済ませ、旅を続けます。学園都市駅→西神中央駅地下鉄に乗車、まずは終点の西神中央まで乗車します。終点の西神中央に到着です。ここは神戸市西区の中央で、山中を切り開いたニュータウンです。駅前には住宅のほか商業施設やホテルも集積しており、かなり賑わっています。西神中央駅→甲陽園駅駅前を少し散策したら、すぐに折り返して阪急線に乗車します。地下鉄で三宮まで戻ってきました。ここからは阪急神戸線です。途中の夙川で下車、甲陽線に乗り換えです。支線区では3両編成が活躍しているようです。夙川の駅は、神戸線と甲陽線を連絡するため構内に急カーブがあるのが特徴です。終点の甲陽園に到着です。静かな駅でした。甲陽園駅→伊丹駅再び折り返し、夙川まで戻ってきました。夙川から塚口で飛び乗った列車、なんと最新鋭の1000系でした!これは感動!塚口からは伊丹線に乗車します。同じ支線ですが先ほどの甲陽線とは違い、こちらはJR宝塚線と併走しており、ライバル関係にもあります。終点の伊丹に到着です。この駅は先の震災で大きく被災しましたが、奇跡てきな復興を果たしたことで有名です。伊丹駅→武庫川駅阪急神戸線...[続く]
近畿世界遺産巡り 2016夏

4.白鷺城! 世界遺産 姫路城観光

神戸の宿で一夜を明かし、朝を迎えました。新開地駅→山陽姫路駅今回使用しているのはスルッとKANSAI 3dayチケットです。JR以外の私鉄であれば乗り放題のため、今日も私鉄を使って移動をします。最初に乗るのは、私も初乗車の山陽電車です。途中、須磨付近では海岸沿いを走行、JRと併走します。途中舞子付近では世界最長の吊橋である明石海峡大橋も車窓から望めました。列車は終点の姫路に到着しました。駅から目の前の大通りをまっすぐ歩くこと約20分、到着しましたいよいよ!世界遺産 姫路城白い壁が特徴のお城!世界文化遺産であり、国宝でもある姫路城です!早速、中に入ってみましょう。世界遺産 姫路城と大きく彫られた石もありました。チケットを購入、天守へ上ります。天守内部には江戸時代の姫路城下町を再現した模型があり、その規模の巨大さには目を見張るものがあります。天守から姫路駅方向を眺めます。西を眺めます。右に見える山は男山で、姫路城の鎮守社として、歴代城主が信仰したとされています。天守はこのあたりで満足、下りて城郭の内を少し散策してみます。すると気になるスポットが!お菊井戸お菊井戸?お菊はあの怪談話で有名な皿...[続く]
近畿世界遺産巡り 2016夏

3.京都の新観光名所・京都鉄道博物館を訪れる

次は、この春オープンしたばかりの注目の施設、京都鉄道博物館を訪れます。京都鉄道博物館正面入口に到着しました。こちらでチケットを購入、早速中に入ります。このように新幹線と国鉄型車両が並んでいる風景も、博物館ならではです。左から500系新幹線 583系電車 489系電車です。この1800形蒸気機関車は、以前は大阪の交通博物館での展示がなされていましたが、京都鉄道博物館が開業するにあたりこちらに移設されました。100系新幹線です。100系といえば2階建て車両ですが、残念ながら展示はなされていませんでした。館内には車両展示の他に鉄道の歴史や技術についての展示はもちろん、巨大なジオラマまでありました。あえてその写真を撮影し紹介することはしませんが、丸1日あっても足りないレベルの展示量ではないでしょうか。運転シミュレーターは残念ながら整理券配布も終了していたため、屋外に出てみます。京都鉄道博物館からは東寺も見えます。少しの間撮影をしてみます。先ほど新幹線現役を引退した車両を見たばかりですが、現役のN700Aを眺めます。サンダーバードです。少し眺める方向を変えると、京都駅から出発した嵯峨野線と京都タ...[続く]
近畿世界遺産巡り 2016夏

2.飛鳥時代の歴史に触れる旅

畝傍御陵前駅→飛鳥駅早朝の橿原神宮と神武天皇畝傍山東北陵を訪れ、次は歴史ある奈良の街でも、その名前を耳にする機会の多い街、飛鳥を訪れます。ここ飛鳥には、歴史の教科書でも名前をよく見る遺跡や古墳の数々があります。飛鳥駅に到着、駅前でレンタサイクルを借り、遺跡巡りに出発!天武天皇・持統天皇 檜隈大内陵まず訪れたのは、天武天皇・持統天皇陵です。壬申の乱の後、時期は異なりますが夫婦で即位した天皇です。日本の歴史に与えた影響はとても大きなものですが、その後もこうして現在まで夫婦で葬られているのは、なんだか心が温まるものです。高松塚古墳続いて訪れたのは、高松塚古墳です。この古墳は内部の壁画が有名で、歴史の教科書でもおなじみです。しかしながら被葬者は不明で、藤原京の時代に造られた、という事実のみが判明しています。古墳の隣には高松塚壁画館があり、古墳内部の復元模写が展示されています。せっかくなので内部もじっくり見学、壁画を眺めることができました。飛鳥宮跡続いては、ここ飛鳥の地に都があった遺跡である飛鳥宮跡です。推古天皇から持統天皇までのおよそ100年の間、ここで日本の政治が執り行われました。また、政変...[続く]
近畿世界遺産巡り 2016夏

1.夜行バスで目指すは奈良・橿原神宮

春に大学に進学し、大学生活にも慣れた頃、8月の夏休みになりました。せっかくの長期休み、どこかへ旅行したいな…そう思ったのが始まりでした。バスタ新宿→京都鴨川十条午後9時、バスタ新宿に降り立ちました。ここから夜行バスに乗車し、近畿を目指します。今日乗るのは3列夜行バス、無事に寝られると良いのだが…関東→近畿で夜行バスを使用、移動したことは何度もありますが、新宿発の便を利用するのは今回が初めてです。以前の夜行バスの記事はこちら途中石川・駿河湾沼津・岡崎に停車し休憩、順調に西を目指します。翌朝、バスは時刻通り 朝6時前に京都に到着しました。十条駅→京都駅今回使用した便の京都到着は京都駅前ではなく、少し市街地から離れた十条です。そのため、一度京都駅に出て近鉄の始発に乗ります。京都駅→橿原神宮前駅京都駅にてスルッとKANSAI 3dayチケットを交換、早速近鉄に乗り込み移動を開始します。始発でしたので無事に座ることができました。混む時間帯でもなかったので竹田から乗車してもよかったかも…列車は橿原神宮前に到着しました。ここ橿原神宮前は、西大寺・阿倍野橋・吉野方面へと路線が分岐する近鉄の主要ターミナ...[続く]
常磐線浜通りの旅 2016春

2.海の見える神社と竜田駅

夜明け市場まず駅を出てすぐ訪れたのは、復興飲食店街「夜明け市場」です。ここは東日本大震災の影響により営業ができなくなった飲食店オーナーなどをはじめ、いわきの復興を願う人々が集い完成した場所です。昼間という時間もあり、そこまで賑わっている様子ではありませんでしたが、また訪れたときにはここでいわきならではの食事を味わってみたいものです。いわき駅→四ツ倉駅2駅だけ列車に乗車、海を見に行きます。四ツ倉駅に到着です。雰囲気のある木造駅舎です。ここからまず道の駅よつくら港の方向へ歩き、国道6号沿いに海を眺めます。四ツ倉→徒歩一部区間では2016年現在も工事がされているようです。護岸工事の可能性もありますが、アスファルトの途切れた道もあるので新たに街が作られているのでしょうか。滝ノ御前稲荷大明神少し歩くと、滝ノ御前稲荷大明神と名前のある神社にたどり着きました。こちらも震災後に再建されたのでしょうか。背後は波風に常にさらされており、気づいたらいつ浸食されてもおかしくなさそうです。蟹洗の磯と呼ばれる地点から太平洋と水平線を眺めます。江之網の磯江之網の磯です。地層がよく見えます。トンネルを抜けると弁天島弁...[続く]
常磐線浜通りの旅 2016春

1.海の見える駅と温泉街

高校生活最後の旅、青春18きっぷを使用し常磐線方面の旅に出ます。北千住駅→取手駅早朝の常磐線各駅停車に乗車、取手で下車します。常磐緩行線は日中時間帯は我孫子止まりとなるため、各駅停車で取手まで乗車できる機会は、あまり常磐線に乗車しない私にとっては貴重な機会です。取手駅は初めて下車しましたので、周囲を散策してみます。特段これといって特筆すべきことはありません。取手駅→日立駅取手から先は青い常磐線に乗車、茨城の奥地を目指します。途中水戸で乗り換え、列車に揺られること計2時間、到着したのは日立駅です。海の見える駅 日立日立駅の特徴、それは駅舎からガラス越しに太平洋を望める点です。改札から市街地側の出口までは少し距離があるため、動く歩道も設置されています。駅前広場より中央口を望みます。日立はその名前の通り、日立製作所の起源となった鉱山がある街です。そして現在も同社の工場が存在、街には欠かせない企業となっています。駅から市街地中心部へ続く道の途中にある日立ショッピングセンターの脇は、このように歩行者専用道として整備されています。それでは、駅の反対口に出て、海を眺めてみましょう。海岸口を降り1階に...[続く]
台湾卒業旅行 2016春

4.士林夜市と台湾高鐵

信義地区の散策を終え、台湾最後の夜を過ごします。台北101/世貿車站→剣潭車站台北捷運で再び移動、下車するのは劍潭車站です。ここに台北で最大の夜市である士林夜市がありますので訪れます。士林夜市 (Shilin Night Market)食べ物はもちろん、現地のお土産などの屋台が建ち並びます。時間は午後7時、夜市が最も賑わう時間帯です。じっくりと散歩しながら、食べ歩きも楽しみましょう。こちらは士林慈諴宮です。夜市の中心部に位置する大きな寺院で、たくさんの人を集めます。左右に提灯が飾られ、情緒があります。台湾といえばタピオカ、かき氷といったいかにも観光客向けの屋台も人気です。お腹も減っていますので、こちらの屋台で夕食にすることにしました。剣潭車站→台北車站いよいよ台北を離れる時間がやって来ました。最後の淡水信義線に乗車、臺北車站に移動です。台北車站→桃園車站最初到着した日は桃園國際機場から台北市内まではバスで移動しましたが、せっかくなら行きとは違う方法で、台湾高鐵に乗ってみましょう。台湾高鐵は台湾の第一都市である台北から、桃園國際機場の最寄り駅である桃園車站、台湾中部の都市である台中、南部...[続く]
台湾卒業旅行 2016春

3.恋人の聖地と台北101

台湾卒業旅行の最終日となりました。新北投車站→関渡車站2泊した北投溫泉ともこれでお別れです。明るい街並みを眺めると、どこか日本の景色のようです。新北投車站から再び台北捷運に乗車、昨日までの都心方向とは逆に乗車し関渡車站にて下車します。北投關渡宮この關渡宮は台湾北部では最古の媽祖廟で、現在まで300年以上の歴史があります。屋根上の装飾が非常に華やかです。境内にはこのようにランタンが数多く飾られ、雰囲気を醸し出しています。ここ関渡からはレンタサイクルを使用し、淡水河沿いのサイクリングを楽しみます。しかしレンタサイクルを借りる手続き中、なんと自転車の使用中は店員にパスポートを預けるよう指示が!当然のことながらパスポートは海外旅行中の命にも等しい存在、ましてや見ず知らずの他人に預けるなど捨てたも同然の行為です。しかし使用中は預けないと自転車を借りられない…少し迷った結果、私のパスポートを預け、返却中に返してもらうことを願うばかりになりました。淡水河 (Tamsui River)ここ淡水河は、台北市、新北市を流れる大きな川で、おそらく市民の生活を支える水に間違いありません。途中川幅が狭い場所では...[続く]