久しぶりの北海道討ち入り、昨日まで札幌・小樽を中心に旅をしてきました。今日からは大きく訪れる場所を変え、函館へ向かいます。札幌を今回の旅の目的地とすると、今日からの行程は帰り道にあたります。
札幌駅→新函館北斗駅 スーパー北斗
北の大地北海道はかなり大きな土地です。札幌→函館は特急に乗車して3時間以上かかります。
発車してしばらく、千歳線に入ると雪の降り積もった山々を横目に、列車が進みます。
千歳線は平らな土地を走るため、窓の外に広がる景色も果てしないように見えます。
苫小牧を過ぎると、窓の外の景色も雪の平原から港町に変わります。
春ではありますが、どこか荒々しさが漂う海です。
窓の外から見える、頂上が雲に隠れた山は、北海道駒ヶ岳でしょうか。
列車は室蘭から内浦湾をぐるっと周回、下車するのは、
新幹線との接続駅、新函館北斗駅に到着です。
新函館北斗駅→函館駅
ここからは列車を乗り換え、函館まで向かいます。
乗車するのは1番のりばから出発する、快速
はこだてライナーです。
この形式ははこだてライナー専用なのか、車体にロゴが印刷されています。これはかなり珍しいことでしょう。
このはこだてライナーは北海道新幹線の開通した2016年に運転を開始した、新たな列車です。時刻は北海道新幹線との接続が考慮されており、結果として新幹線駅が開設されなかった函館駅からのアクセス性を確保しています。
乗車すること20分、
函館駅に到着です。
水無海浜温泉
函館駅からは列車を降り、ここからはレンタカーを借り旅を続けます。行き先はこれまた今回の北海道旅のテーマに沿った、あの番組で訪れた聖地であるあの温泉です。
見事に湯船が海に沈んでいます。それもそのはず、この温泉は天然の温泉でありながら、それが沸いているのが海中という珍しい温泉です。ただ海中で熱水が吹き出しているのであればそれまでですが、まさかのそれを温泉として人間が入る施設にしてしまう、何とも驚きです。しかも入浴料は無料、これは訪れないわけにはいきません。
2つある湯船のうち、1つは海水が入り込んでおらず、入浴ができました。いざ浸かってみるとさすが温泉、周囲が冷たい海水でありながら暖かさを感じることができました。
「暖かさを感じることができました」?ええ。当然入浴しましたよ。
まさに春の海水浴です。
この全国でおそらくここだけであろう温泉を楽しみ、日が暮れそうになった頃に退散、函館市街地に再び戻りました。
今日の行程はここで終了、夜は函館ラーメンに舌鼓を打ち、今度は一般的な温泉である谷地頭温泉に浸かり旅の疲れを癒やすこととしました。
コメント