4.函館の珍温泉地 水無海浜温泉へ

久しぶりの北海道討ち入り、昨日まで札幌・小樽を中心に旅をしてきました。今日からは大きく訪れる場所を変え、函館へ向かいます。札幌を今回の旅の目的地とすると、今日からの行程は帰り道にあたります。

札幌駅→新函館北斗駅 スーパー北斗

北の大地北海道はかなり大きな土地です。札幌→函館は特急に乗車して3時間以上かかります。

発車してしばらく、千歳線に入ると雪の降り積もった山々を横目に、列車が進みます。

千歳線は平らな土地を走るため、窓の外に広がる景色も果てしないように見えます。

苫小牧を過ぎると、窓の外の景色も雪の平原から港町に変わります。

春ではありますが、どこか荒々しさが漂う海です。

窓の外から見える、頂上が雲に隠れた山は、北海道駒ヶ岳でしょうか。

列車は室蘭から内浦湾をぐるっと周回、下車するのは、

新幹線との接続駅、新函館北斗駅に到着です。

新函館北斗駅→函館駅

ここからは列車を乗り換え、函館まで向かいます。

乗車するのは1番のりばから出発する、快速

はこだてライナーです。
この形式ははこだてライナー専用なのか、車体にロゴが印刷されています。これはかなり珍しいことでしょう。
このはこだてライナーは北海道新幹線の開通した2016年に運転を開始した、新たな列車です。時刻は北海道新幹線との接続が考慮されており、結果として新幹線駅が開設されなかった函館駅からのアクセス性を確保しています。

乗車すること20分、

函館駅に到着です。

水無海浜温泉

函館駅からは列車を降り、ここからはレンタカーを借り旅を続けます。行き先はこれまた今回の北海道旅のテーマに沿った、あの番組で訪れた聖地であるあの温泉です。

1.(o▽n)
マレーシア・シンガポールから帰国して数日、今度は雪の残る北の大地へ出発です。成田国際空港→新千歳空港 (NRT→CTS)台湾に行く時にも利用したバニラエアで北海道まで飛びます。北海道も、以前訪れたのは函館止まりでしたが、今回は北海道の中心、札幌まで直行です。以前の普通列車乗り継ぎの旅と比べると、飛行機とは何とも便利な乗り物だと実感します。新千歳空港に到着です。新千歳空港駅→新札幌駅ここからは、快速エアポートで一気に札幌市街地まで移動します。約1時間の乗車で新札幌駅に到着です。ここ新札幌は札幌市の中でも郊外に位置しますが、JRのほかに地下鉄も乗り入れる、交通拠点となっています。ちょうどいい時間でしたので、ここ新さっぽろで昼食に札幌ラーメンを食べることとしました。店内は昭和の雰囲気漂う装飾で、食事以外も楽しむことができました。新さっぽろ駅→南平岸駅続いて地下鉄に乗り換え、新さっぽろから大通で乗り換え、南平岸で下車します。南平岸、とある界隈ではとても有名な地名ですが、私も例に漏れずそこを訪れることにしました。平岸高台公園ここまで読まれた方であれば、これ以上の説明は不要でしょう。北海道テレビ社...[続く]

見事に湯船が海に沈んでいます。それもそのはず、この温泉は天然の温泉でありながら、それが沸いているのが海中という珍しい温泉です。ただ海中で熱水が吹き出しているのであればそれまでですが、まさかのそれを温泉として人間が入る施設にしてしまう、何とも驚きです。しかも入浴料は無料、これは訪れないわけにはいきません。

2つある湯船のうち、1つは海水が入り込んでおらず、入浴ができました。いざ浸かってみるとさすが温泉、周囲が冷たい海水でありながら暖かさを感じることができました。

「暖かさを感じることができました」?ええ。当然入浴しましたよ。
まさに春の海水浴です。

この全国でおそらくここだけであろう温泉を楽しみ、日が暮れそうになった頃に退散、函館市街地に再び戻りました。

今日の行程はここで終了、夜は函館ラーメンに舌鼓を打ち、今度は一般的な温泉である谷地頭温泉に浸かり旅の疲れを癒やすこととしました。

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