6.念願の寝台特急「あけぼの」に乗る

夜の秋田駅

昨日の早朝上野を出発、常磐線・水郡線経由で仙台へ移動、仙台で一泊した後に仙台・松島を観光、普通列車で北上しました。盛岡からはスーパーこまちに乗車して秋田に到着、長い道のりでしたがそしてここ秋田からこの旅のメインである寝台特急に乗車します。

高鳴る鼓動を抑え、改札を通りホームに降り立ちます。

そして、汽笛を鳴らしながらやってきた列車は…

やって来ました「あけぼの」!

貴重な機関車牽引列車です。しっかりと撮影して記録しておきます。

写真もしっかり撮影したところで、予約した寝台に乗り込みます。

あけぼのB寝台

今日確保した寝台はB寝台下段です。
JRの寝台列車はシーツなどは自分で準備する方式で、JR柄の浴衣も寝間着として用意されています。

ベッドの長さは日本人成人男性でも十分横になれるでしょう。

あけぼのは二段式寝台で、上段へはハシゴで上がります。このハシゴは収納可能で、使用しないときはたたみ、窓から外の景色を楽しむことが可能です。

客車内にはこのように所狭しと寝台が並んでいます。

このように寝台付近を物珍しく見ていると列車は秋田を発車、車掌さんの検札も受け、寝るまでの時間少しの間だけ列車内を歩いてみましょう。

ブルートレイン車内散策

寝台列車はある意味個人のプライバシーも考慮しなければならないため、各車両の細かい様子まで撮影することはしませんでした。ここでは数枚紹介します。

A寝台の車両から撮影したB寝台です。
寝台列車では車両の移動をする際、扉に車両の種類が書かれています。

こちらはA寝台の通路です。
上のB寝台の車両より内装も高級感があります。

こちらは車両の連結部です。

列車中間の連結部ですが,「あけぼの」のロゴマークが近くで見ることができます。
目の前にすると想像していたよりも大きくて驚きました。

車内を歩いた興奮(変な意味ではなく)も醒めない間に自分の寝台に戻り、JR柄の浴衣に着替え、眠りに就くことにします。

上野駅の朝

朝目覚めると高崎線に入っていました。
夜行列車で朝目覚めたとき、自分がどこにいるかわからなくなる感覚に陥る現象と、外の景色や駅名から現在位置を推測する作業がとても好きです。

ぼんやりと車窓を眺めながら、通過する駅が都心に近づくほどホーム上に列車を待つ人の姿が増えていく様子を楽しみました。
大宮を過ぎ、降りる支度を済ませると

列車は上野に到着です。
寝ている途中長岡で機関車を付け替えたようです。

機関車から出る配管が男前です。

心おきなく機関車を撮影

列車は回送で上野駅を離れていきました。

今回で寝台特急あけぼのに乗車する旅は終了です。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。

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