3.二つのルートで行く松島観光

ゲストハウスで一夜を過ごし、朝から仙石線に乗車して松島方面へ進みます。

苦竹駅→高城町駅

列車は高城町に到着です。
仙石線はその名前の通り、この先石巻まで路線は延びています。しかし先の震災の影響で、現在もなおこの先は不通区間となっております。
駅名標もこのように簡易的に補修されているだけであり、早く次の駅の案内が再開してほしいものです。

線路はこの先まで続いていますが、そこへ向かう列車はありません。
列車で1駅乗り折り返し、

松島海岸駅

松島観光の起点である松島海岸駅に到着です。

駅舎も趣のある装いです。

この駅は東北の駅百選のうちの1つです。

松島海岸 旅の始まりにはふさわしい駅です。

日本三景 松島

海岸沿いは公園として整備され、観光のルートには最適です。

駅から少し歩くと、松島の島々がお出迎えです。

島巡りの観光船が発着する桟橋もすぐ近くです。
このフェリーに乗ると1時間程度で松島の島々を眺めることができ、陸からは望めない景色も楽しめます。ただ今回は時間の関係上乗ることはしません。

こちらは観瀾亭で、お茶屋です。外から建物を眺めるだけでも雰囲気を感じられ満足です。

隣には波の浸食で変形した岩も。自然の力とはなんと強いものでしょうか。

ここ松島のシンボル的存在、一本松(と呼ぶべきでしょうか)があります。
右の看板にある通り、松島は奥の細道で詠まれた有名な俳句のスポットです。有名な俳人でも、言葉を失うほどの絶景があるのでしょうか。

松島は日本三景の1つです。他2つは天橋立、広島の宮島です。私は天橋立は行ったことがありますので、残る宮島を訪れることで日本三景制覇です。

ここも松島の代表的スポット、五大堂です。その歴史は奈良時代まで遡るそうです。
橋を渡って…

こちらが五大堂の御堂です。威厳のある造りです。

五大堂を離れて少し歩くと

東日本大震災 慰霊祈念碑です。ここ松島のある宮城県でもその被害は甚大で、少しでも風化しないよう、後世にその記憶を伝えてゆくことでしょう。

海岸をここまで歩き、時間もきたところで松島駅へ向かいます。

松島駅→仙台駅

先ほど松島海岸までやって来たのは仙石線の松島海岸駅で、これから乗車するのは東北本線の松島駅です。松島の観光地に近いのは松島海岸駅ですが、仙台から所要時間が短いのは東北本線という、どちらのルートも一長一短です。今回は両者を選択し、帰りは東北本線を利用します。

松島駅に到着しました。

仙台行きに乗車します。
先ほどの仙石線はカーブも途中駅も多く、速度は速くありませんでしたがこちら東北本線はトンネルを多数通過、速度も先ほどとは全く異なります。

そんな違いを体感しながら、仙台駅まで戻ってきました。

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