Stesen Taman Tun Dr Ismail (TTDI)→Stesen Batu Caves
TTDIの安宿で朝を迎え、雨が降る中旅を続けます。
まずはTTDIから部分開業のMRTに乗車、未開業のKL中心部とは逆方向に進みSungai Bulohへ、そこからKTMコミューター(いわゆるマレー鉄道の近郊電車)に乗車します。
朝の下り、さらに都心とは逆方向のため車内はガラガラでした。Sungai Bulohに到着です。
Sungai Bulohは昨年開業したばかりの新駅ということもあり、コンコースも非常に綺麗です。
利用率は…写真を見ての通り。今後路線が延長すれば利用者も増えることを期待したいです。
ここからはKTMコミューターに乗車します。
車内はこのように、日本の通勤電車とは雰囲気が大きく異なります。いかにも海外の電車、といった光景です。
列車はゆっくりと進み、KL中心部にほど近いPutraに到着、ここからまた列車を乗り換え下り方面に乗車、乗り換えた終点が今日最初の目的地、Batu Cavesです。
終点のBatu Cavesに到着です。終着駅でもあるため人はまばら、駅構内も広々としています。
また、右に写る車両の手前から2両目、白い車体の車両は女性専用車です。イスラムの影響力も強いマレーシアならではの車両でしょうか。
Batu Caves
訪れたここBatu Cavesはヒンドゥー教の寺院で、仏教のそれとは様相が異なります。最寄り駅は同名のKTMコミューターの駅で、わずか徒歩数分でアクセスが可能です。
洞窟と名のある通り、入口を抜けると岩山の内部に入っていくような構造となっています。
そして有名なカットがこちら
右手におおきな像(Tugu Dewa Murugan)がそびえ、参拝者はその足下左側のゲートをくぐり、長い階段を上り洞窟内部を目指す構造です。ゲートでは特段入場料などは必要ありませんが、女性は羽織物を配布されます。
それでは、私も長い階段を上がり洞窟内部へ行きましょう。
階段上からの景色がこちらです。今日は小雨が降っていますが、きっと晴れた日は遠くまで見渡せることでしょう。
手前に迫る岩肌とそこに根を張る植物たちの生命力の強さが感じられます。
洞窟内部は非常に広いです。洞窟といえば薄暗いものを想像していましたが、大きな開口部から入りこむ自然光と人工照明のおかげで困ることはありませんでした。
また、ここにもおみやげ屋をはじめとした商店が軒を並べ、どこか日本の仲見世に通ずるものがありました。宗教施設は経済活性化と大きな関連があるのは世界共通なのでしょうか。
ただここは宗教施設。壁にはこのように像が並んでいます。
洞窟内部は歩きやすいように階段が整備され、サンダルで訪れても後悔はしないでしょう。
Batu Cavesのおそらく一番奥の場所まで到着です。ここは穴が開いており光と雨がダイレクトに差し込みます。
洞窟探検もここまで、今まで通った道をそのまま折り返し外に出ます。
Batu Cavesで気をつける必要があること、それは手に持った食べ物です。なぜなら、野生の猿や鶏、犬がうろうろと闊歩しており、時には襲われる可能性も否定できないからです。
Stesen Batu Caves→Stesen Kuala Lumpur
KTMの駅に戻り、今度はKL中心部まで一直線に移動します。
下車駅であるKL駅は昨日利用したKLセントラル駅とは異なり、より旧市街地に近く駅舎も伝統的な建築が使われ続けています。
KL駅のホームです。欧州のターミナル駅を思わせる雰囲気です。
長い編成の列車でも停車できるよう、ホームも非常に長い駅です。
ここからまたKL中心部の観光に出かけます。
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