長崎観光も後編となりました。
出島
長崎といえば出島!ということで訪れたのはこちら
へえ…出島ってこんなに小さいのか…
という冗談も挟みつつ、
こちらが本物の出島内部です。
出島の中にミニ出島があるという入子構造になっています。
残念ながら(?)建物のほとんどは復元によるものだそうですが、かつてここ出島が日本から世界へとつながる拠点であったことは感慨深いものです。
旧出島神学校
そんなかつて出島として整備された人工島の角に位置しているのがこの旧出島神学校です。そして今撮影している場所、学校の左右に伸びる道は江戸時代は海であったというのだから驚きです。
商人としてやって来たのは祖国から離れた遠い異国の地、それも文化もまったく異なり、現代のような自由も保障されていない中、最後に頼るのは神という当時の外国商人の人々に思いをはせることのできる場所です。
築町電停→赤迫電停
再び路面電車に乗車、目指すのは終点赤迫電停です。ただ特にすることもないので折り返し
赤迫電停→松山町電停
途中の松山町で下車、長崎に来たら絶対訪れておきたい場所へ
平和公園
電停から通りを渡り、到着したのは平和公園です。
噴水の手前に石に刻まれている言葉が、当時の長崎の惨状を現在に伝えています。
そんな公園を奥まで進むと、平和祈念像があります。この像の前で毎年式典が開催され、世界に向け平和を訴えています。天に伸びる像の右手は原爆の脅威、左手は平和を意味しているそうです。
像の隣には祈鶴の塔があり、平和への願いが寄せ集められています。
爆心地公園
原爆被害からの復興、そして平和祈念の公園とは別に、実際に原爆投下となった地もまた公園として整備されています。
その爆心地公園は平和公園から1分と歩かずに到着することができます。
平和公園とセットで訪れることを強くおすすめします。
公園内には被爆当時の地層として、被災当時の瓦礫等が埋まっている姿が展示されています。
ただ街中が一瞬にして焦土に化した当時の被害量からすると、現代を生きる我々が知ることのできるのはごく一部にしか過ぎないことでしょう。ただしそれであっても当時のものを現在に残し、そして後世に伝えていくことは大事なことなのかもしれません。
浜口町電停→長崎駅前電停
爆心地公園から少し歩き、隣の浜口町電停からまた路面電車に乗車します。
ここ浜口町電停のホームからは長崎西洋館をくぐって到着する車両を撮影することができます。
長崎駅→鳥栖駅 特急かもめ
1泊して観光した長崎もこれにて離れることになりました。
長崎から乗車するのは特急かもめです。
乗車するのは885系、白いソニックと呼ばれる車両です。
それでは、出発
諫早を過ぎてしばらくすると、車窓には昨日も眺めた有明海が広がります。
海の中に見えるのは、海苔の養殖でしょうか?
せっかくなら終点の博多まで乗車したいところですが、特急券代節約のため列車の本数が増える鹿児島本線の駅、鳥栖で下車します。
鳥栖駅→博多駅
今回の旅の始まりでもあった、門司港行きの列車に乗車して博多まで戻ります。
中州川端
博多に到着しましたが、帰りの飛行機チャックインの時刻まではまだ余裕があります。
地下鉄に乗車して最後、福岡の中心街を散策して九州を離れることにしました。
那珂川を渡りながら、福博であい橋を眺めます。
福岡から大牟田方面へ向かう際に利用した西鉄福岡駅ももう一度訪れておきます。
天神駅→福岡空港駅
最後に地下鉄で福岡空港へ、九州を後にします。
福岡空港→成田空港 (FUK→NRT)
往路と同様、LCCのジェットスター利用で無事帰宅となりました。
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