初のドライブ旅、鬼池港からフェリーに乗船します。
鬼池港
鬼池港は国道324号に隣接しており、また有明海の内側に面する位置にあります。
こちらが鬼池のフェリーターミナルです。今回は熊本市内からここまで一緒に旅をしたレンタカーも連れて乗船します。自動車を船に乗せるのは初めてのため、念のため余裕をもって到着、早めにチェックインをしておきました。
鬼池港の周辺を10分程度散策していると、まもなく乗船の案内が流れ、車に戻ります。
最後に、鬼池港そばの天草四郎像を見上げて熊本県を離れます。
島鉄フェリー 鬼池港→口之津港
レンタカーを車両甲板に停車させ、荷物を持って客室に移動します。
しばらくするといよいよ出港の時刻となりました。
有明海の両端の入口を結ぶように、フェリーは海を横断します。
潮の流れは穏やかでした。
このフェリーは乗船時間は約30分ほどで、そう長くはありません。
そのため、しばらく進むと対岸の長崎県は雲仙岳もくっきりと見えるようになりました。
客室から景色を撮影したり、船内を散策したりして時間を過ごしていると、まもなく口之津港に到着です。
長いようで短い船旅でした。
船は無事に口之津港に到着、みなさん順序よく下船します。
次に目指すのは雲仙岳の中腹にある雲仙温泉です。口之津港から雲仙温泉までは国道389号の1本道で、迷うことはないでしょう。
雲仙地獄
途中休憩も挟んだため港から1時間近くはかかりましたが、無事に温泉街に到着です。
温泉地ならまずは湯に浸からなければ!ということで、まずは一風呂浴びることとします。
ここまでの旅の疲れもあってからか、思ったよりもゆっくりと温泉には浸かっていたようです。
温泉でリフレッシュ後、少しまたレンタカーで雲仙温泉の中心地に移動します。
駐車場にレンタカーを停め、硫黄のにおいが漂う雲仙地獄を散策しましょう。
バスが通る大通りの脇を、煙が上がっているのは何とも不思議な様子です。
奥に見える建物は雲仙温泉のメジャーな宿の1つ、宮崎旅館です。客室から地獄を眺めることのできる、何とも贅沢なホテルです。
雲仙地獄のうちの1つ、お糸地獄に到着です。吹き上がる湯気と硫黄のにおい、そして温泉の泡を間近で見ると、地球のダイナミックさ、活火山の恐ろしさを五感で実感することができます。
水たまりから吹き出す泡、写真でも熱気が伝わることでしょう。
雲仙地獄ではこのように蒸気が吹き出る岩山の中を遊歩道が整備され、手軽に散策することが可能になっています。ただここは活火山、温泉を離れるとすぐに森林が広がり、自然の領域に入ります。
雲仙地獄の上を走る暖かい遊歩道の上はネコにとっては天国のようでした。
場所によってはこのように遊歩道まで煙が上がり視界が悪い箇所もあるので、歩く際には注意が必要です。
だんだんと日が傾き、レンタカーの返却時刻も迫ってきています。
返却場所は長崎市内中心部、急いで雲仙を去ります。
少し急ぎ足で、かつ慎重に運転をしながら山を下ります。あたりも暗くなり、国道251号をひたすら前に進みます。
長崎市も中心部になると、路面電車の併用軌道が出現します。市内最後で事故をする訳にもいかず、最後の最後まで慎重に運転し、返却店舗に到着しました。
長崎新地中華街
長崎市街地に到着、今日最後に食事をとってから休むこととしました。
訪れたのは、長崎といえばでおなじみの中華街です。
中華街にはこのように中秋節を祝う提灯が一面に飾られており、幻想的な景色が広がっていました。
中華街を入ってすぐのこちらの店で食事を済ませ、今日も宿に入ることで無事に旅を終えることができました。
明日は長崎観光と、いよいよ旅の最終日です。
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