7.路面電車で巡る鹿児島市内観光

特急 はやとの風で鹿児島中央駅に到着しました。

鹿児島中央電停→高見馬場電停

鹿児島中央の駅前です。鹿児島中央駅といえば大階段のイメージがありましたが、いつの間にか改良工事がなされなくなってしまったそうです。

鹿児島のしない交通の定番である、路面電車に乗車します。
中央駅から鹿児島の中心市街地、天文館まで移動します。

鹿児島グルメ

鹿児島といえばラーメン!ということで昼食はこちらのお店に寄りました。

そしてもう1つの定番である、巨大なかき氷屋さんにもデザートがてら立ち寄ります。

店の前ではこちらも大きなシロクマが出迎えてくれます。

鹿児島市内散策

天文館と呼ばれる鹿児島の繁華街では、このようにアーケードが張り巡らされ、天候関係なく買い物を楽しむことができます。

奥に見える鳥居は、鹿児島の氏神である照國神社です。
その奥、山の中腹の建物は城山ホテルで、鹿児島市内の景色を一望できます。

そしてその照國神社鳥居のそばにあるのが、市内でおそらく一番大きな公園である中央公園です。

鹿児島市中央公民館

西郷隆盛銅像です。上野公園の銅像とは異なり犬は連れていません。

鹿児島市役所から海に向かって一直線で整備されているのは、みなと大通り公園です。

市役所前電停→鹿児島駅前電停

鹿児島市電の軌道は緑化されており、環境と景観の両方を維持しています。

電車に乗って、鹿児島駅前まで向かいます。

鹿児島駅前に到着です。
特にすることもないのですぐに折り返しです。

鹿児島駅前電停→谷山電停

それでは出発

鹿児島市電の南側の終点、谷山に到着です。
ここ谷山は、あの有名な高校ラサール高校の最寄りでもあります。

そしてここ谷山は、日本最南端の電停でもあります。

谷山電停→鹿児島中央電停

鹿児島観光の最後、鹿児島中央駅まで戻ってきました。

鹿児島中央駅→熊本駅

鹿児島観光はこれにて終了、熊本まで戻ります。

肥薩線を経由して熊本から鹿児島中央までは約4時間かかりましたが、新幹線は速いものでわずか1時間で熊本まで戻ることができます。

6.いさぶろう・はやとの風で行く肥薩線の旅
熊本は水前寺のホテルで一夜を明かし、朝からまた旅を続けます。熊本駅→人吉駅熊本駅から乗る列車は、いさぶろう1号です。この列車は熊本から八代までを鹿児島本線、八代から肥薩線に入り球磨川に沿って人吉、人吉から先は日本三大車窓の一つに数えられる矢岳高原を走り、終点である鹿児島県の吉松までを走ります。特に八代から先の肥薩線内は美しい車窓が連続しており、乗っていて飽きない路線です。この旅のメインでもあり、ここまで来るのをとても楽しみにしていました。いさぶろう号から望む車窓です。窓のカーテンも通常のカーテンではなく、すだれが採用されており旅の雰囲気を上げてくれます。このいさぶろう号に使用されている車両は元は通常のローカル線で使用されている気動車でしたが、2004年の九州新幹線一部区間開業に伴い、この風光明媚な肥薩線を走る観光列車に改造されました。私はこの列車に乗車するのは今回が初ではなく、以前小学生だった頃に乗車したことがあります。その時は熊本駅発着ではなく、人吉~吉松の区間のみの運転でした。この今乗車しているいさぶろう1号も、当時は人吉駅を始発としており、現在乗車している熊本から人吉までの区間は...[続く]

今回の乗車は自由席を選択しましたが、車内座席は4列でゆったりとした旅を楽しむことができます。

今日旅が始まった熊本駅に戻ってきました。

熊本城

熊本駅から市電に乗車、昨日熊本入りした時にはじっくりと見ることができなかった熊本城を観光します。

※ここから先は地震を想起させる写真が続きます


















熊本城は、今年4月14日に発生した地震で多くの石垣が崩落しました。

熊本城公園は当然ですが、地震の被害のため訪れた9月現在は休園となっています。

元々は綺麗に積み上げられた石垣も、このように崩れ落ち、また櫓もずれているように見えます。

加藤神社

熊本城公園の敷地内には、熊本城の築城主である加藤清正が奉られている加藤神社があります。
この境内からは熊本城の天守を間近に眺めることができます。

そんな天守の現在の姿がこちらです。屋根の瓦が落下、地震の被害の大きさを目の当たりにし、私も言葉を失いました。

くまモンもどこか寂しげです。

清正公も1日でも早い復興を祈っていることでしょう。

そんな地震の惨状を思い起こさせないかのように市電は動き、日常を前に進めようとしています。

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