春に大学に進学し、大学生活にも慣れた頃、8月の夏休みになりました。
せっかくの長期休み、どこかへ旅行したいな…
そう思ったのが始まりでした。
バスタ新宿→京都鴨川十条
午後9時、バスタ新宿に降り立ちました。ここから夜行バスに乗車し、近畿を目指します。
今日乗るのは3列夜行バス、無事に寝られると良いのだが…
関東→近畿で夜行バスを使用、移動したことは何度もありますが、新宿発の便を利用するのは今回が初めてです。以前の夜行バスの記事はこちら
途中石川・駿河湾沼津・岡崎に停車し休憩、順調に西を目指します。
翌朝、バスは時刻通り 朝6時前に京都に到着しました。
十条駅→京都駅
今回使用した便の京都到着は京都駅前ではなく、少し市街地から離れた十条です。そのため、一度京都駅に出て近鉄の始発に乗ります。
京都駅→橿原神宮前駅
京都駅にてスルッとKANSAI 3dayチケットを交換、早速近鉄に乗り込み移動を開始します。
始発でしたので無事に座ることができました。混む時間帯でもなかったので竹田から乗車してもよかったかも…
列車は橿原神宮前に到着しました。ここ橿原神宮前は、西大寺・阿倍野橋・吉野方面へと路線が分岐する近鉄の主要ターミナルです。
橿原神宮
駅から歩くこと数分、橿原神宮の表参道へ到着です。
人の姿がない参道は、なんだか荘厳な雰囲気が漂います。
石に彫られた橿原神宮の名が神社の格を表しているようです。
表参道を進んだ先にある深田池です。とても静かな、朝の時間です。
南神門には、皇紀で今年の年が記されています。ええ、ここでは間違っても今年は西暦2016年などと申してはいけません。今年は2676年なのです。
外拝殿をくぐると、
内拝殿に到着です。ここで参拝を済ませます。
ここ畝傍山の麓にそびえ立つ橿原神宮に奉られているのは、古事記上では日本の初代天皇とされている神武天皇です。
しかしながら、創建されたのは19世紀と明治時代に入ってからであり、またその目的も政治上の神道の国教化という事情によるものです。神社としての歴史は浅いですが、その新しさを感じさせることもなく奈良の地に存在しています。
境内には、日本国歌の歌詞にも歌われているさざれ石もあります。苔というより草に覆われています。
神武天皇畝傍山東北陵
続いて訪れたのは、橿原神宮からまた歩いて数分の古墳です。
こちらは橿原神宮と同じく神武天皇が眠っているとされています。神武天皇陵とされる地はここの他にもあるのですが、橿原神宮に訪れたのならせっかくと訪れました。
コメント