1.【浜松餃子】普通列車で下る東海道

長い休み、次はどこに行こうかと考えたとき,ふと今まで四国には縁がなかったことに気づきました。せっかくなので今回は学生限定春休み四国フリーきっぷを利用、四国を旅することにしました。なんとこのきっぷ、特急列車の自由席には乗り放題なのです。普通列車の本数が少ない路線が多い四国を旅するにはありがたい制度です。またこのきっぷに限らず、JR四国からは特急乗り放題のフリーきっぷが数多く発売されています。また別の機会に活用することになるでしょう。

四国までの往復の手段は、毎度おなじみ青春18きっぷです。それでは、学生らしい学割きっぷと18きっぷを活用した旅行のスタートです。

東京駅→熱海駅

初日は東海道本線を下り、三ノ宮が目的地です。
何も考えず列車を乗り継いでもいいのですが、今日は少し時間に余裕があります。
せっかくなので寄り道もしてみましょう。

伊東線 黒船電車

熱海駅に到着すると伊東線ホームに、見慣れない列車がいました。
この車両は伊豆急行で運転されている黒船電車で、今日は普通列車として運転されているようです。

JRの伊東線内であれば普通列車扱いのこの列車にも追加料金なしで乗車できます。
せっかくなので寄り道、いける場所まで行きましょう!

偶然最前列の座席が空いていたので陣取り、前面展望を楽しみます。この黒船電車、普段は特急で運転されているのですが特急の最前列を予約するのは至難の業です。しかし雨の日とはいえ普通列車で追加料金なしで最前列を楽しめるなんて、なんと素晴らしいのでしょうか。

せっかくなので伊東線終点の伊東駅まで乗りたかったのですが、さすがにそこまでの時間はなく途中駅でそのまま引き返しとなりました。

熱海駅→浜松駅

熱海駅に戻り、再び東海道線に乗車します。

熱海から乗車した列車は混んでいましたので、途中興津駅で興津始発の普通列車に乗り換えです。

終点の浜松に到着です。出世大名の家康くんがお出迎えです。

ちょうどお昼時でしたので駅ビルに入っている中華料理店で浜松餃子をいただきます。

駅ビルというアクセス性の高さがありながら、本場の浜松餃子を楽しむことができました。

浜松駅→豊橋駅

またしてもロングシートで豊橋に到着です。
豊橋ではJR以外にも

パノラマ前面展望特急の名鉄

路面電車がいます。
ただ乗る時間はなかったので見るだけですぐにJRの駅に戻ることになりました。

豊橋駅→米原駅

ここからはいよいよクロスシートです。
豊橋から米原行きに乗車、途中の名古屋はいつもの通りスルーです。

米原駅→京都駅

新快速で一気に三ノ宮までは行かず、途中の京都で一度下車します。
江戸時代の東海道であればここ京都が終点です。交通手段が徒歩のみで旅そのものが命がけであった江戸時代に比べると、列車に揺られるだけで東京から京都にまでわずか1日で到着できるなんて、時代の進歩を感じます。

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