4.初めてのマラッカ

マレーシア旅行最終日、今日はクアラルンプールを離れ、マレーシアの古都であるマラッカを訪れます。
ここマラッカはその昔大航海時代、香辛料貿易の中継地として、アジアとヨーロッパの人々が交流した場所でもあります。その後は一時列強の支配を受けることになる等、世界史上でも重要な役割を果たすこととなります。

クアラルンプールからは高速バスで移動、数時間でマラッカに到着です。

セント・フランシス・ザビエル教会 (Gereja St. Francis Xavier / Church of St. Francis Xavier)

まず訪れたのはこの教会、その名にあるザビエルは日本にキリスト教を伝来させ、また種子島に鉄砲を持ち込んだ人物、そしてあの肖像画でも有名なポルトガル人です。

マラッカキリスト教会 (Christ Church Melaka)

赤い外観が特徴の教会です。こちらは英国国教会、つまりプロテスタントです。キリスト教の本拠地から遠く離れたここマレーシアの地でも英国国教会が街のシンボルとして鎮座しているのは、その昔ここマレーシアがかつての世界覇権国であった英国の植民地であったためです。しかしここマラッカ周辺地域はネーデルラントの支配下にあったようです。どちらにしろ英国国教会の国ですから、問題はないのでしょうか。

オランダ広場 / Jonker Street Night Market

教会を巡ったところで、マラッカの中心街を散策しながら観光をします。

東南アジアでありながら、どこか欧州の雰囲気も漂います。

観光客向けの土産屋です。左下の商品は知的財産権をクリアしているのでしょうか。

セント・ポール教会 (Gereja St. Paul, Bukit Melaka / Church of St. Paul)

街並みを散策した後、最後に訪れるのもまた教会です。右手の大きな像は聖フランシスコ・ザビエルです。

館内には数多くの墓石があります。

教会の敷地からはマラッカの街、そしてインド洋と南シナ海をつなぐマラッカ海峡です。とてもよい眺めです。

マラッカ川 (Malacca River)

マラッカを離れる最後に、マラッカの中心街を流れるマラッカ川周辺を歩きます。

そして朝と同じようにバスでクアラルンプールに戻り、その足で日本に帰ります。
日本に帰る便は夕方にKL国際空港を出発、翌早朝に成田に到着します。つまり機内泊です。

Lapangan Terbang Antarabangsa Kuala Lumpur→成田国際空港 (KUL→NRT)

最後に成田に到着する前、まだ日本が遠い場所の上空で、夜明けを眺めた写真を添えてこの旅は終了です。

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