2014-11

初めてのマレーシア 2014秋

4.初めてのマラッカ

マレーシア旅行最終日、今日はクアラルンプールを離れ、マレーシアの古都であるマラッカを訪れます。ここマラッカはその昔大航海時代、香辛料貿易の中継地として、アジアとヨーロッパの人々が交流した場所でもあります。その後は一時列強の支配を受けることになる等、世界史上でも重要な役割を果たすこととなります。クアラルンプールからは高速バスで移動、数時間でマラッカに到着です。セント・フランシス・ザビエル教会 (Gereja St. Francis Xavier / Church of St. Francis Xavier)まず訪れたのはこの教会、その名にあるザビエルは日本にキリスト教を伝来させ、また種子島に鉄砲を持ち込んだ人物、そしてあの肖像画でも有名なポルトガル人です。マラッカキリスト教会 (Christ Church Melaka)赤い外観が特徴の教会です。こちらは英国国教会、つまりプロテスタントです。キリスト教の本拠地から遠く離れたここマレーシアの地でも英国国教会が街のシンボルとして鎮座しているのは、その昔ここマレーシアがかつての世界覇権国であった英国の植民地であったためです。しかしここマラッカ周...[続く]
初めてのマレーシア 2014秋

3.初めてのKL市内散策

昨日はずっと曇り空でしたが、今日はよく晴れています。天気のよい今日はいよいよKL市内散策です。ベルジャヤタイムズスクエア (Berjaya Times Square)旅の始まりはここ、クアラルンプールの中心地に近いショッピングモール、ベルジャヤタイムズスクエアです。とはいうものの買い物はせず、すぐ近くのモノレール駅から移動を始めます。Imbi駅→Pasar Seni駅初めての海外の鉄道!自動改札も日本のものとは違いゆっくりです。これがKLモノレールです。日本と同じ左側通行です。途中のBukit Nanas駅に到着です。ここで路線を乗り換えます。連絡通路から見るクアラルンプールの町並みも、どこか日本とは違うように思えます。連絡通路を渡り、Dang Wangi駅に到着です。ここからはRapid KLと呼ばれる地下鉄のような路線に乗車します。この路線はゆりかもめのような無人運転のようで、最前の窓からはこうして前面展望を楽しむことができます。地下区間を走る列車からの風景は、まるで近未来へ旅したように一瞬思えました。地上に出ると、目の前には高層ビルが並ぶ摩天楼が姿を見せました。マレーシアは現在途...[続く]
初めてのマレーシア 2014秋

2.初めてのモスク

国際線で1日のほとんどを飛行機の中で過ごす初めての経験をしたその翌日、ホテルからバスに乗車しマレーシアならではの施設を見学しに行きます。今回宿泊したホテルは中心街からは離れていましたが、バス移動であればそんなことは関係ありません。マレーシア国鉄本社 (KTMB HQ)今回は鉄道は利用しませんが、マレーシア国鉄本社を眺めます。本社はクアラルンプール駅横に位置していますが、東京のターミナル駅と異なり、ターミナル駅周辺にもかかわらず高層ビルや市街地が形成されている様子はありませんでした。中心市街地にはKLセントラルからは地下鉄などの都市交通で移動することになります。建物も旧植民地時代の建物でしょうか、イスラム文化の様式も見られ、風格があります。マスジッド・ネガラ (Masjid Negara)ここはクアラルンプール最大級のモスク、つまりイスラム祈りの場です。もちろん神聖な場所であるため中の撮影は禁止、また女性は観光の際身体を覆う服装をする必要があります。クアラルンプールの中でもメジャーな観光地なため、平日にもかかわらず人が多く訪れていました。モスク自体は、マレーシアがイスラム文化圏であるため...[続く]
初めてのマレーシア 2014秋

1.初めての国際線

とある旅行に参加することになり、高校生にして初めての海外旅行をすることになりました。初めての海外、せっかくならハワイやフランス…といきたいところですが、貧乏学生には手が届かず…行先は東南アジアのマレーシア、クアラ・ルンプールになりました。初めてづくしの旅、スタートです。出発地は関東の空の玄関口、成田空港です。前に芝山千代田、東成田を訪問した時以来です。成田国際空港→Lapangan Terbang Antarabangsa Kuala Lumpur (NRT→KUL)クアラルンプールまではエアアジア等のLCCも就航していますが、今回は豪華に日本航空を利用します。座席はもちろんエコノミー…搭乗時恒例の手荷物検査に加え、国際線では出国審査を受けます。パスポートを忘れてしまうと、ここで引き返すことになります。搭乗するのはJL723便、成田クアラルンプール線です。空港ターミナル、搭乗口から機内へのボーディングブリッジにさしかかると、ここからはもう後戻りできないのだ、とそういった感覚に襲われました。飛行機は定刻通り離陸、一路マレーシアを目指します。高度はぐんぐんと上昇、雲の上まで届きました。機内...[続く]