9.ラピート・スカイアクセス 西と東の空港アクセス線

道頓堀を散策した後、いよいよ大阪を旅立ちます。
今日残る行程は、南海で関西空港まで行き、初搭乗となるLCCで成田空港、そして帰宅というものです。

歴史を感じさせる外観の高島屋です。
これから乗車する南海の難波駅は百貨店と一体となった造りです。

難波駅→関西空港駅 南海特急ラピート

前々から気になって乗ってみたかった列車の特急ラピートです。
この斬新なデザインは現在でも古さを感じさせなく新車でも通用するのではないでしょうか。

車内もこの通り、楕円形を基本のデザインとしています。

1995年ブルーリボン賞受賞車両です。

駅にて551豚饅を確保、ガラガラの車内によい匂いを充満させてしまいました。
列車は定刻通り難波を発車、この列車はベータなので途中何駅かに停車します。
りんくうタウンを過ぎると車窓に見えてくるのは

おお…これが関西空港のターミナルか、と思っているとすぐに空港島内の終点、関西空港駅に到着です。

関西国際空港

改札の外に出ると、JRと南海の改札口が並んでおりました。
一見仲良く並んでいそうですが、両社は空港輸送でライバル関係にあります。

自分で手配したのは初めての飛行機、ワクワクさせます。

乗るのはもちろん国内線なので、案内の通りまっすぐ進めばよいのでしょう。

出発まで余裕をもって到着したので、空港内を散歩してみます。

そして今回搭乗するのは

こちらオレンジがトレードカラーのJetstarです。
この旅の最初に利用した夜行バスと飛行機でなんと値段が同じという…恐るべきLCCです。

関西国際空港→成田国際空港 (KIX→NRT) Jetstar

飛行機は当初の案内の時間よりも遅れての出発になるようです。
思ったよりも小さい機体でした。

飛行機の離陸の瞬間は、毎度のことながら妙な緊張感と高揚感を感じさせるものです。
そして安定気流に乗るまでの不安定な瞬間は心臓の鼓動がいつもより早く聞こえます。

窓から見える夜景の撮影に挑戦したものの、どれもブレるわボケるわでうまく撮影はできず…
そうこう苦戦しているうちに機体は着陸体勢に入り、成田空港に到着です。

成田空港駅→日暮里駅 京成アクセス特急

今回は私鉄をテーマに旅しました。
最後も私鉄で締めくくりましょう。

関西空港まではラピートに乗ったのだから、成田空港から乗るのはスカイライナー!
…ではなく、

スカイアクセス線のアクセス特急です。
夜で車窓も見えない中、せっかく有料特急に乗っても…と思ったこと、最後の最後に節約心が出てしまったのでこの結果になりました。

日暮里からはいつもの列車を乗り継ぎ、無事帰宅しました。

今回は高校生になって初めての関西訪問で、2日間の短い時間ながら京阪神のそれぞれを巡ることができ、最後はとても充実した旅行になったという感想です。

そしていつものことながら、帰りの列車に乗っている瞬間も、次はどこへ行こうか、と次回の旅に思いを寄せるのでした。

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