6.黄昏時の神戸観光 北野異人館・メリケンパーク

歌劇団の街、宝塚から阪急電車に乗って神戸までやって来ました。

三宮駅→新神戸駅

三宮からは地下鉄に乗車します。
初めての神戸市営地下鉄です。

三宮から1駅、新神戸に到着です。
列車はこの先北神急行に直通し有馬温泉のある方面へ向かいますが、今回は温泉地には寄らずにここで下車します。
ここ新神戸は市街地中心部から離れた新幹線の駅もありますが、大半の神戸市民はここからではなく、JRで新大阪まで移動して新幹線を使うのでしょうか。一応のぞみは全列車停車します。

北野異人館街散策

日も暮れ始めた頃、新神戸から北野地区へと歩きます。
ここ北野地区は幕末に神戸が開港した頃、外国商人や外交官が多く移り洋館を建てた場所です。
その美しい洋館が現在にもなお残り、多くの人々を魅了しています。

こちらは途中にあった北野天満神社です。有名な京都の天神さんと関係があるのでしょうか。
そして神社のすぐそば、1つ目の洋館に到着です。

風見鶏の館

ここ風見鶏の館は1904年に建てられた歴史ある洋館です。(肝心の屋根上が切れてしまった…)
洋風建築残る神戸のイメージにピッタリな建物です。

早速入ろうと思った矢先、この館の向かいの広場で大道芸が披露されているではありませんか!
思わず見入ってしまった…

気を取り直して、入場します。
本来なら入館料がかかるのですが、この時私は高校生、ありがたいことに高校生以下は無料で入場できます。

室内の写真はこちらにまとめています。

私は建築様式に深い知識はありませんが、思わず見とれてしまう美しさがあります。
当時も今も豪華な造りに間違いないでしょう。

萌黄の館

こちらが萌黄の館、名前の通りまばゆい黄です。萌黄の館は国の重要文化財です。

北野異人館の洋館を満喫し、すっかり日も落ちた頃に神戸の坂を下ります。

元町・中華街 南京町

三宮で今日宿泊するゲストハウスに荷物を置き、身軽になり夕食に出発。せっかくの機会ですので中華街で食べ歩きを楽しみましょう。

横浜の中華街よりは範囲は狭いですが、その分店が凝縮されているように思います。
途中、美味しそうな小籠包があったのでいただきました。歯で噛もうとすると熱い汁が飛び出す!たまりません。

少し歩くだけでも異国情緒あふれる町並み、雰囲気を楽しむことができました。

メリケンパーク・震災メモリアルパーク

南京町からそのまま海の方へ歩くと、メリケンパークに到着です。

神戸のランドマーク、ポートタワーと神戸海洋博物館です。
映像越しでしか見ることのできなかった場所に到達、まさに念願叶った瞬間です。
もう夜になってしまい博物館も当然営業は終了してしまいました。また時間のあるときに訪れたいものです。

そしてここメリケンパークに隣接するあの場所へ向かいます。

1995年の阪神淡路大震災にて被害を受けた遺構がそのまま保存されています。
傾いてしまった街灯、粉々になったアスファルト、それ以上の言葉は必要ありません。
写真で見た、一列になぎ倒された阪神高速と奇跡のバス、そのすべてが現実のものであることを実感しました。

旧居留地・大丸前駅→中公園駅

メリケンパークから歩き大丸に到着、1駅だけ海岸線に乗車します。

隣で終点でそして下車する駅である三宮・花時計前駅までは地下街でも繋がっています。
地下鉄も乗車時間よりも駅で電車を待つ時間の方が長かったように思います。

この海岸線はその名前の通り神戸市内の最も海岸沿いを走りますがもちろん走るのは地下ですので海は見えません。またこの地下鉄海岸線は赤字額が多いことでも有名です。

花時計前駅もJR・阪急・阪神が乗り入れる三宮駅とは離れており、乗り換えに時間が必要です。

三宮からはポートライナーに乗車です。
途中の中公園で下車、先ほどのメリケンパークを対岸から眺めようという作戦です。

神戸の港町を一望できます、が、露出が足りずブレブレで夜景の撮影は失敗に終わってしまいました。

最後は少々残念ではありましたが、今日1日だけでも初めて訪れる場所は多く、後悔することはありませんでした。
明日も朝は早いです。ゲストハウスに戻り、眠りにつきましょう。

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