前日夜に夜行バスで関東を出発し、早朝の京都駅に到着しました。
朝食をとり、早速観光開始です。
七条駅→伏見稲荷駅
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七条駅からは京阪電車に乗ります。京阪電車は京都市内は現在地下路線となっています。
東京や大阪といった大都市の地下鉄はたいてい地上の出口から長い階段を降り、複雑なコンコースを通りさらにエスカレーターで降り深い位置にあるホームに至るケースが多いですが、ここ七条駅の場合は単純明快、階段を降りたらすぐ改札、ホームです。なんと便利な構造なのでしょう。
やってきた準急列車に乗り、伏見稲荷駅を目指します。
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伏見稲荷駅は伏見稲荷大社を意識した色使いの駅で、見ていて非常に美しいです。
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駅舎もまるで神社の一部のようです。
早朝の伏見稲荷大社参拝
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伏見稲荷駅から降りて道をまっすぐ進みます。
参道の途中では屋台がずらりと並んでいますが、朝早いためどこも準備中でした。
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伏見稲荷大社本殿です。正月らしく賀正の旗が誇らしげに掲げられています。
神社の本体はこちらですが、伏見稲荷といえば有名な千本鳥居!早速行きましょう。
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この道一本に規則正しく並ぶ鳥居、圧巻です。
画面越しでも神秘的な雰囲気が伝わってきます。
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途中、このように分岐の道や、
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狐の妖怪が現れそうな雰囲気な場所もありました。
鳥居自体は山の上まで長く続いているのですが、ここまででも十分楽しむことができましたので引き返します。
今回は朝でしたが、夜の雰囲気など違う時間帯や何度も訪れても飽きないでしょう。
伏見稲荷駅→蹴上駅
駆け足で伏見稲荷を満喫し、今来た道を引き返します。
伏見稲荷駅からはまた京阪電車に乗車、三条まで乗ります。
三条からは地下鉄東西線の三条京阪駅に徒歩連絡、次の目的地である南禅寺に近い蹴上駅で下車します。
疎水の工事は南禅寺
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蹴上駅からゆっくり歩くこと10分、南禅寺に到着です。
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南禅寺の代表的な門、三門です(逆光…)
この門ですが、実は400円を払うことで上に上ることができます。せっかくなので行ってみましょう。
さっそく支払い、靴を脱ぐと…
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昔の建造物ならではの急な階段を上がります。
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京都盆地を一望できます。
三門自体そこまで高い場所に位置はしていませんので、見下ろす感覚は薄いように思われます。
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反対側には、朝靄がかかった法堂が見えます。
なんと素晴らしい景色でしょうか。
景色を満喫し、南禅寺境内を散歩します。
南禅寺水路閣 琵琶湖疎水
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琵琶湖疏水の水路閣です。アーチ造りでレトロな雰囲気です。
疎水が完成に至ったのは明治時代のことですが、鎌倉時代建立の南禅寺と共存していても違和感はありません。
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琵琶湖疎水は琵琶湖の水流を京都市内に引き込むための水路で、その水路は運河として利用されただけでなく、水力発電にも利用されたのは有名な話です。この水力発電によりもたらされたエネルギーは、明治時代の京都を活性化させるエネルギーの源となったでしょう。
蹴上インクライン
南禅寺も散策したので、駅に戻ります。その途中目に入ったこちらに寄ってみます。
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これは一見すると鉄道の線路のように見えます。ただこれはこの上に列車がかつて走っていたのではなく、船が走っていたのです。
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このように台車に疎水を流れる船が乗せられ、勾配を超えていたのです。
実はこのインクラインの動力も、水力を利用した蹴上発電所で生まれた電気を利用していました。
春には桜が綺麗な場所でもあります。また訪れたいところです。
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