1.3列夜行バス 京阪神ドリームさいたま号に乗る

夏休みは北へ行った。冬休みはどこへ行こうか。
せっかくなら違う方向、西に行ってみようか。
年明けだから初詣もかねて、神社仏閣の多い地域は…

夜の所沢駅

年が明け、会社や学校が始まってすぐの3連休、また旅に出ます。
土曜の夜からスタートです。

旅の出発点はここ、所沢です。
夜のスタートということで目的地までは夜行バスで行く訳ですが、その出発点となります。
東阪間を結ぶ夜行バスは数多く設定されているのですが、学割があることや自宅の場所などを検討し最終的にバスの乗車場所として選びました。

所沢は駅舎がリニューアルされ、開放感あふれる駅に生まれ変わっていました。

今回乗車するバスの京阪神ドリームさいたま号の乗車口は東口にあるので移動します、がその前に今回の旅行で主に使うスルッとKANSAI 2dayチケットを購入する必要があります。このきっぷは有効エリア内では買うことができず、エリア外の事前販売のみです。バスに乗ってしまうと京都まで途中降りて買うことはできませんので、ここ所沢のコンビニで支払いまで済ませておきましょう。

京阪神ドリームさいたま号 所沢駅→京都駅

バスがやってきました。乗務員さんが降りて預け荷物をトランクに詰めてくれます。
が、今回は身軽にリュックサック1つだけのため、座席まで持ち上がります。

このバスは大宮から所沢・立川を経由し、中央道経由で京都大阪神戸へアクセスできます。
しかも車内は独立3列シート、学割で6000円台と選ばない理由はありません。
車内にシャワーなどの設備はありませんが、今日は自宅を出る前にすべて準備を済ませてしまったので、そのような設備は今回の私にとっては必要のないものです。

車内は既に前の停留所から乗ったお客さんもいましたが、夜行なのでカーテンもあり、プライバシー空間は確保されています。
自分の席に着席するとすぐに背もたれを倒し、睡眠の準備に入ります。
乗車してしばらくは窓から外を眺めたり、スマホの地図で今どの道を走っているか確認しながら過ごしていました。
立川から高速に入り、日付が変わったころにはすぐ(浅い)睡眠に入りました。

以前利用したフェリーや寝台列車ではシーツの上で眠ることができますが、夜行バスとなるとそうはいきません。普段寝る姿勢ではなくあくまでも座席で過ごすため、十分な睡眠をとって翌日の体力を温存しておきたい方には夜行バスはあまり向かないのではないかと思います。
実際、途中SAの休憩のタイミングなどで数回眠りから覚めました。

短い睡眠のサイクルを繰り返し、気がつくとバスは草津を過ぎ、京都市内に入っていました。

早朝の京都駅

日も昇りきらない時間帯に京都駅に到着です。
早速前夜のうちに購入しておいた2dayチケットを引き替えます。しかしながら目の前の市バス案内所は営業時間外であったので、反対側の近鉄京都駅で行います。

チケットを引き替えまた烏丸口に戻ってきました。
市バス案内所内にある進々堂で朝食にします。さすが京都といえばパンとコーヒーですね。

京都駅前→七条京阪前

すっかり日が昇り明るくなった頃、市バスで移動開始です。

とはいってもすぐに下車、七条大橋から鴨川を眺めます。

下車バス停の「七条京阪前」、一見するとその名前が不思議に思われます。京阪七条駅前などの名前でも良さそうですが、それには理由があります。
京都では地名に通りの名前を用いることは有名です。四条河原町に代表される通りです。七条はそのまま七条通り、京阪はその昔京都市内の鴨川沿いを京阪電車が地上を走っていた時代の名残です。通りの名前と認識されるように京阪が使われていたことから、市民にとって当たり前のように受け入れられていたのだと推測されます。

その名前の由来となった京阪電車七条駅からまた旅が始まります。

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