八戸では朝5時に起床、陸奥湊の朝市の食事から1日が始まります。
八戸市営魚菜小売市場
やって来たのはここ、八戸市営魚菜小売市場です。
陸奥湊駅前にある市場で、サービスに特徴があります。
それは、まず白米だけを購入し、その他おかずは市場で売っている新鮮な海鮮類をごはんにオンするといういわゆる「のっけ丼」方式です。
場内はこのように所狭しと店が並び、歩いていて飽きることはありません。
新鮮な海鮮でお腹も膨れた後、八戸線の始発に乗車します。
陸奥湊駅→八戸駅
八戸線は東北新幹線の停車駅八戸駅から、八戸市の中心部である本八戸、今回訪れた陸奥湊、鮫を経由し久慈まで至る路線です。久慈から先は三陸鉄道に接続しており、東北地方の太平洋側へ広がるリアス式海岸を間近に眺めて旅ができる路線です。今回はルートの都合上訪れることはできませんでしたが、ゆっくり時間をとって楽しんでみたいところです。
やって来た列車に乗車し、八戸へ向かいます。
八戸駅→盛岡駅
八戸駅からはIGRいわて銀河鉄道に乗車します。
こちらも昨日乗車した青い森鉄道と同様、元々は東北本線でした。それが東北新幹線八戸開業に伴う経営分離で第三セクター化されました。
今日の朝も早く、さらに旅の疲れもあってからか車内では爆睡…
盛岡駅→平泉駅 快速ジパング平泉
盛岡駅に到着、食料調達など駅の外に出て気分転換です。
その次に乗る列車はまた特別なものです。
それがこちら
快速ジパング平泉2号です。
こちらは左の普通列車とは違い、特急車両を改造したもので他には団体列車等に使用されているようです。元特急列車ということもあり、車内の座席も普通列車とは違います。
先頭からは客席からも展望が広くとれるようになっています。
先頭車両の座席はすべて窓側を向いており、列車から流れる景色を目の前で楽しむことができます。
一方、中間車はよくある特急車両と同じ座席の配置です。
今日は雨のせいか乗客も少なく、車内も静かでした。
列車は盛岡駅を発車しました。
私も先頭の景色を楽しむことにします。
この列車は一ノ関まで行きますが、途中の有名な観光場所に寄りたいためその1つ手前の停車駅、平泉で下車します。
平泉駅から行く場所はあそこ!
奥州藤原氏の栄華の地 中尊寺
そう、金色堂で有名な中尊寺です。
駅からバスで中尊寺まで乗り、寺の入口からは徒歩で上ります。
そしてやって来ました金色堂!
全然金色ではない、と突っ込まれる人もいるかもしれませんが、金色なのはこのお堂の中にあります。
このお堂は金色堂を保護するためのカバーのような役割をしています。また、金色堂本体は撮影禁止であったため、目に焼き付けるだけにしておきます。
帰りまで少し時間があるので、中尊寺を散策してみます。
中尊寺から広がる景色は東北本線も見えます。
こちらは大長寿院です。
弁財天堂です。
松尾芭蕉像です。江戸から奥州へ旅をした紀行文のおくのほそ道で有名です。
私のような旅をする人にとっては偉大な先人です。
平安時代からの歴史を肌で感じながら、バスに乗り中尊寺を後にします。
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