10.白い鳥と青い森で本州へ

江差から木古内へ戻ってきました。
これからは函館方面に戻ることなく、北海道とお別れです。

木古内駅

これが木古内駅かあ…
ん?特急も停まる駅、さらには将来の新幹線駅であるのに地味すぎないか?しかも工事中?

それもそのはず、新幹線開通に伴い現在駅も工事中だからです。
この今しか見られない何もない高架下も、貴重な写真になるのでしょうか。

こちらが木古内の本来の駅舎です。
「北の大地の始発駅」とても素敵なフレーズです。

木古内駅→蟹田駅 特急スーパー白鳥

木古内からはスーパー白鳥に乗車します。
行きに青森→函館で乗車した白鳥との違いは、使用車両の違いということです。

7.青函トンネルと函館上陸・湯の川温泉
帆立小屋で見事釣りに成功したホタテをテイクアウト、青森駅から乗る特急白鳥の車内で食べます。青森駅→函館駅 特急白鳥乗車前に跨線橋から白鳥を撮影今回使用している北海道&東日本パスでは普通列車のみ有効で特急に乗車するためには改めて乗車券と特急券を購入する必要がありますが、青森~函館間では特例で、特急券を購入するだけで特急に乗車できます。この特例が設定された事由は単純明快で、特急白鳥の運転される津軽海峡線では途中の中小国~木古内間で一切普通列車が運転されていないからです。中小国の1つ隣蟹田~木古内間では特急料金も支払うことなく特急列車に乗車することができますが、さらに青森~函館間でも特急券を購入することで北海道&東日本パスでも特急に乗車できます。(つまり乗車券のみ有効)青森駅を定刻通り発車、列車は津軽海峡線へと進みます。中小国を通過後、津軽線と海峡線の分岐点では、建設中の北海道新幹線の高架を見ることができました。写真が傾いてしまっていますが、建設中の北海道新幹線の線路です。北海道まで新幹線が開通、東京より乗り換えなし、さらに所要時間短縮となれば歓迎すべきことではありますが、現在のローカル特急...[続く]

列車がホームに入線してきました。スーパー白鳥はJR北海道の車両です。

自由席に着席すると、なんとテーブル裏には青函トンネル通過予定時刻表があるではありませんか!
これは行きの時点で知っておきたかった…

時刻表があることで、車窓に注意をしていなくても余裕をもって通過を楽しむことができます。

さらに,車内にはおおよその現在地を示すLEDまであります。
青函トンネルに入る頃には、「青函トンネルに入りました」との表示も流れます。

途中の吉岡海底駅、竜飛海底駅は通過、次の蟹田に停車です。

蟹田駅で下車しました。
ここで下車した理由は観光ではなく、単に蟹田の先まで特急に乗車すると乗車全区間(木古内→下車駅)までの特急料金が別途必要になるためです。

蟹田駅→青森駅

蟹田駅からは普通列車で青森を目指します。
夏とはいえ日没が近い時間、列車に乗ってすぐ車窓は真っ暗になってしまいました。

既に暗くなった頃、青森駅まで戻ってきました。

今日は暗いので写真に見える東横インで1泊…ではなく、まだ先に進みます。
これも翌日のためです。

青森駅→八戸駅

ライトアップされたベイブリッジもゆっくり見ることなく、次の列車に乗ります。

次に乗るのはJRではなく青い森鉄道です。
今回使用している北海道&東日本パスでも乗車できます。

この青い森鉄道も昔から存在したのではなく、東北新幹線新青森開業に伴い、JRから経営分離された東北本線の一部区間が青森県内のみ引き継がれた形です。

八戸までほぼ全区間を乗車しました。
もう夜遅く、ここから先に進むのも限界であったため、今日は八戸で1泊します。

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